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まだ海岸沿いに住もうとするのは無責任だ [東日本大震災とその影響]

【2012年03月13日】-前回は油断して津波から逃げなかった人達を取り上げたが、生き残った人達の中にも暢気な人がいる。津波が押し寄せた地域に住み続けようとするのだ。

 去年津波が襲来した地域では大抵、集団移転を考えている。今までの近所付き合いが続くように、ある地区に住んでいた人達がまとまって標高の高い所に引っ越そうという計画を立てている。

 だがそれに反対する人達がいる。高台の土地を買う資金がない人は仕方がないが、「今まで住んでいた所に愛着があるので、離れたくない」と言う人がいるのだ。

 反対する人がいると、その地区では集団移転ができない。移転したい人も高台に家を建てられず、仮設住宅に住み続けることになる。

 BS 朝日の『お昼のニュース・アクセス』は12月13日頃、「気仙沼市の小泉地区では集団移転が決まったが、仙台市の荒浜地区では反対者がいて移転できない」と言っていた。他の番組では、釜石市でも、同じ問題が生じていると伝えていた。

 日本は地震の多い国だし、海岸沿いはまた津波が押し寄せるに違いないから、まだそこに住み続けようとするのは暢気だ。

 引っ越したくない気持ちも分かるが、生死がかかっているのだから愛着などと言っていられない。集団移転に反対する人達は、自分のことも他人のことも考えていない。無責任だ。

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