南アフリカのアフリカーンス語はオランダ語にそっくり [他の言語]
【2010年06月14日】-南アフリカ共和国でサッカーのワールド・カップを開催しているので、今日は同国の言語事情について書いてみる。
南アフリカ共和国には公用語が11もある。英語、アフリカーンス語、ズールー語、コサ語、北ソト語、ソト語、スワジ語、南ンデベレ語、ツォンガ語、ツワナ語、ヴェンダ語だ。
英語は誰でも知っている。ズールー語やコサ語はアフリカの現地語で、バンツー語派に属するらしい。(両語はきっと似ている。)
アフリカーンス語は、オランダ語から分かれたヨーロッパ語だ。以前はオランダ語の方言と言っていたが、語彙や文法が若干違うので、段々違う言語として扱うようになった。
だがオランダ人は聞けば大体分かるそうだ。オランダ語から分かれたということは、英語やドイツ語と同じくインド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属するということだ。
・オランダ語との比較
アフリカーンス語にはマレー語や現地語の単語が入り込んでいるらしいが、骨格はオランダ語だ。ウィキペディアの英語版から単語を拾った。英語にも似ている。
オランダ語 アフリカーンス語 意味
boek boek 本
zuid suid 南
naam naam 名前
goed goed よい
http://en.wikipedia.org/wiki/Afrikaans#History
http://nl.wikipedia.org/wiki/Afrikaans
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