大山商店街「自転車から降りて、押してください」 [町中のマナー]
【2011年05月01日】-板橋区大山の商店街は大きいので有名だが、ここでは数年前から自転車事故が起きている。人混みの中をスピードを出して走る者がいて、ぶつかって怪我を負わせることがあるのだ。まだ死者は出ていないはずだ。
そこで商店街組合は数年前から、商店街に入ったら自転車から降りて押すよう呼びかけ始めた。まず垂れ幕を作り、道のあちこちに掛けた。
だがそれでは効果が出ないので、大型テレビを路上に置いて、自転車で事故を起こした人が数千万円の賠償金を払ったことなどを説明するビデオを流し始めた。(アーケードがあるので、テレビを置いても雨には濡れない。)
ビデオを流しても、自転車に乗ったまま走る人が減らないので、今年の2月頃から商店の人が看板を持って、「自転車から降りて、押してください」と呼びかけるようになった。そうしたら、4月中旬には乗ったまま商店街を通る人は殆どいなくなった。
だが自転車を放置しないようには呼びかけない。自転車が勝手な所に停めてあっても、事故は起きていないからだ。
商店街では自転車に乗れなくなったから歩いて来る人が増えたのか、放置自転車は若干減ったが、停め方は悪いままだ。駄目な人間は言われたことはするが、言われないことはしない。
呼びかければ従う人が多いが、事故が起きることしか注意しない。商店街は、自転車を道の端に並べて停めるようにも呼びかけて欲しい。
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