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体罰といじめをしっかり定義せよ [教育]

【2013年01月29日】-昨日は『情報ステーション』などが豊川工業高校の体罰を取り上げた。また程度を区別せずに、体罰を批判した。極端な例を持ち出して、ある行為全体を禁止させようとするのは、左翼目ディの常套手段だ。

 今回は運動部の練習中の体罰だが、授業中や生活指導中の体罰と区別する必要もある。運動部では荒っぽいことをせざるを得ない。そうしないと生徒は真剣に練習をしないだろう。暴力を振るわない顧問でも、乱暴なことは言うはずだ。

 一方、自民党の文教部会は今日、いじめ対策の法案をまとめた。いじめを「学校に在籍する児童らと一定の人間関係にある者が行う心理的、物理的な攻撃」と定義したが、幅が広すぎる。これでは喧嘩もいじめになってしまう。

 20年くらい前だが、従姉妹が小学生だった頃、学校が配ったいじめに関する紙を見て、驚いた。「みんなと仲良くしましょう。喧嘩などをしてはいけません。」などと書いてあったのだ。

 人間が二人以上いれば、対立は起きるものだ。小学生でも喧嘩や言い合いをする。何日も攻撃したり、みんなで苦しめるのは駄目だが、言い合いも禁止してしまったら、子供の心は歪んでしまう。自民党も「ともかくいじめは駄目だ」という気持ちが強すぎないだろうか。

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