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新潮社は中学1年の英語も知らないのか [英語教育]

【2010年02月22日】-『週刊新潮』には数ヶ月前から料亭の広告が出ていて、一番上に YES. WE CAN と大きく書いてあるので驚いた。まず料亭の広告に「はい、私達はできます」と書いても意味をなさない。また . でなく , だ。Yes の後にはピリオドではなく、コンマを打つのだ。中学1年で習うことだ。こんな基礎的なことも忘れたのか。

 「無学な料亭が和製英語を書いたか」と思っていたが、先日よく見たら新潮社の広告部が作っていたので、更に驚いた。

 その英語の下には eat delicious とも書いてあり、更に呆れた。「おいしく食べて下さい」と言いたいのだろうが、そうなら Eat deliciously と書くべきだ。

 deliciousは「おいしい」という意味の形容詞だから、eat という動詞の後には置けない。動詞を修飾するのは副詞だから、ly を付けて deliciously としなくてはならない。高校英語の基礎だが、こんなことも知らないで有名大学に入り、新潮社に入社したのか。

 だが Eat deliciously と書いても英語として不自然だ。普通このような場合は Have a good dinner. と言うと思う。また文を小文字で書き始めたので、それも間違いだ。

・大手出版社なのに
 『週刊新潮』は零細出版社の出す漫画雑誌ではなく、大手出版社が発行する有名な雑誌だ。部数は数十万部ある。そんな雑誌がこんな和製英語を、何ヶ月も書き続けているのは信じられない。

 間違いに気付いている読者はいるはずだが、きっと誰も指摘しない。新潮社内にも気づいている者はいるだろうが、言わない。だから有名雑誌がこんな明瞭な間違いを、何ヶ月も載せ続けることになる。

 和製英語など直すのは簡単だ。そんな簡単な改革もできないのだから、日本を立て直すのは無理だ。無学で無責任な人間ばかりだからだ。

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