テレビはオリンピックをやり過ぎだ [*マスコミ]
【2010年02月28日】-バンクーバー・オリンピックが始まってから、ニュース番組やワイド・ショーは五輪中心なので詰まらない。
昨日27日午後7時から NHK 総合テレビでニュースを見たら、やっぱり五輪が長かった。初めの9分くらいはチリの地震で、そのあと24分までオリンピックをやった。それから27分までは政治などで、最後に気象情報をやった。一番大事な政治のニュースが付け足しなのだ。
番組の半分15分もオリンピックに割くのは長すぎる。このニュースの前にも五輪を中継していた。浮かれ騒ぐのに五輪を利用しているようなものだ。
メディアはメダルの取れそうな日本人選手に焦点を当てるから、特定の選手ばかり出ることになる。先週の金曜(26日)は浅田真央選手ばかり出していた。
日本人がメダルを取れるかどうかには注目するが、その選手がどんな練習をしてきたのかにはあまり関心を向けない。華やかな部分ばかりに注目し、地道な努力には関心を示さない訳だ。
結果だけ取り上げ、過程を無視するのは駄目だ。景気がよくならないのも原因を考えないからだ。