安倍首相は入院したままで、無責任だ [政局]
【PJ 2007年09月22日】-安倍首相は9月13日、慶応病院に入院したが、今でも入院している。今週一杯は、退院できそうもないという。
何て無責任なのだろう。国を代表する総理が、1週間以上入院していていいのだろうか。別に安倍氏に無理して、職務を遂行してほしいと言っているのではない。官房長官を臨時代理に任命して、職務を代行してもらうべきだ。総理大臣が1週間も、仕事らしい仕事をしなくても、日本国は平気なのか。いいのか。
病室で職務をこなしているのならいいが、時事通信の「首相動静」を見ると、面会者は殆どいない。仕事もあまりせず、14日、18日、21日に閣議書に署名したくらいだ。総理大臣の仕事が、この程度とは驚いた。9日間も入院していて、大して支障が出ないのだ。また首相が国会に出られないので、国会審議が行えず、1日につき2億円の経費が無駄になるらしい。この点でも、無責任だ。
安倍首相が、代理を置きたくないから、置かないのだろう。私は首相の『美しい国へ』を読んで、国のことを真剣に考えている政治家だと思ったが、違うようだ。私が誤解したのか、それとも安倍氏が変わってしまったのか、どちらかだろう。
メディアもなぜか、首相の入院が長引いていることを、あまり取り上げない。臨時代理を置くべきだと、主張しない。報道の中心は、自民党の総裁選に関することになっている。
以前からそうだが、政治家もメディアも、どこかおかしい。このように政治や報道が無責任だから、倫理観を失う日本人が多くなって、犯罪が増えるのではないか。凶悪犯罪を嘆く人は多いが、その原因を考える人は殆どいない。困ったことだ。【了】
ライブドアのサイトで読むのなら、http://news.livedoor.com/article/detail/3316941/ で。