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吉田松陰の生き方に感銘を受ける~「桜ビジョンの会」の講演 [講演]

【2008年02月23日】-また桜ビジョンの会に行きました。最寄り駅に1時半には着いて、今回は早すぎました。コンタクト・レンズを入れているのですが、風が強いので、目が痛くなり、会場に行くまで苦労しました。

 今度は早いので、前から2番目のいい席が取れました。テーマは吉田松陰で、講師はまた岡田幹彦先生です。2時ちょうどに主催者が挨拶をして、始まりました。主催者の方は「困った時は、松陰ならどうするだろう」と考えるほど、松陰を尊敬しているそうです。

 それから講演が始まりました。岡田先生は松陰全集を3回も読んだそうです。大した勉強家です。時間が足りないので、松陰の経歴は抜きにして、日本脱出に失敗し幽閉されたところから始まりました。

 概略を記すと、松陰は幽閉を解かれたあと、自宅で松下村塾を作り、高杉晋作らを養成した。日米通商条約に怒って、長州藩に蜂起を要請したため、死刑判決を受けた。松陰が刑死したことにより、弟子たちは奮起して、明治維新を成し遂げたという内容です。2時間の講演は、あっという間に終わってしまいました。

 質問の時間になったら、主催者が慶應大学の女子学生を指名して、感想を言わせました。ちょっと強引でした。他の大人も数人、感想を言いました。

 最後に、松陰大学で吉田松陰を教えている方が、本の解説をしました。松陰研究会の案内も仰いました。小規模の集会なので、毎回縁のある方がいらして、面白いです。この会の特徴でしょう。最後にまた主催者が挨拶をしました。

 私はトイレに行くため1度会場を出たのですが、また入ろうとしたら、出てくる人とぶつかりそうになりました。その方は、日本政策研究センターの伊藤哲夫所長かも知れません。一昨年の別の講演会でも、帰り際この人と近づきました。どういう訳でしょうか。

 私が会場を出ようとしたら、主催者が話しかけて下さり、「3回も続けておいで下さって、ありがとうございます」などと言って下さいました。3回も続けて行く物好きは、あまりいないのでしょう。松陰研究会について尋ねたら、定員はあまり多くないようでした。

 それから、感想を訊かれました。「愛国心がちょっと強すぎる」と言おうか迷っていたら、「難しすぎないですか。中国を叩きすぎますか。」などとお尋ねになったので、否定したら、安心していました。主催者の方が気を遣って下さるから、また行こうという気になります。案内状には地図まで書いてあって、とても丁寧です。

 去年買った IC レコーダーを初めて本格的に使って、講演を録音しましたが、うまく録音できませんでした。外部マイクを付けていないので、先生の声が小さくなってしまいました。

 建物を出てから、大通り公園を横切り、横浜弁財神社に参拝しました。下見の時に前は通りましたが、日が暮れていたので、参拝はしませんでした。

 電車の中では行きも帰りも座れて、楽でした。帰りは強風のため京浜東北線は、途中で何度か停まりました。

 どういう訳かこの日は、ちょっと嫌みなカップルや特殊な顔をした人達を何度も見かけました。以前横浜に土曜日行った時に、そんな人達は見ませんでした。どうしてでしょうか。

 偶然が重なることがあります。あるスピリチュアリストは「すべて必然だ」と言いますが、これがどんな必然性を表しているのか分かりません。

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高校生が事件を起こしても、マスコミは騒ぐばかり [*事件や事故]

 【オーマイニュース 2008年01月16日】1月5日午後3時20分ごろ品川区の商店街で、高校2年の男子生徒がナイフで通行人5人を切りつける事件が起きた。幸い2人は怪我だけで済み、3人は服を切られただけだった。容疑者は「誰でもいいから殺したかった」と話しているという。衝撃的な事件なので、メディアは大きく取り上げた。

 香川県でも4日、男子高校生が事件を起こした。同日午後5時40分ごろ、高校3年生が果物ナイフを持って香川県庁を来訪し、職員にナイフを突き付けながら「知事に会わせろ」と詰め寄った。高校生はその場で取り押さえられた。怪我人は出なかったので、報道は少ないが、こっちも重大な事件だ。犯人は知事を殺したかったのだという。詳しいことは分からない。

 9日には青森県八戸市で、18歳の男子が母と兄弟二人を刺してから、家に火をつけた。容疑者は、動機の供述を頑なに拒んでいるという。

 14日には北海道夕張市で、17歳の男子が自宅に放火した。父と祖母が喧嘩ばかりしているので、嫌気が差したという。

 10日ほどの間に、4人の高校生や同年代の男が事件を起こした。深刻な事態だ。4人がどんな人間なのか、まだよく分からない。

 品川の生徒は中学の時から登校拒否になり、高校は通信制の学校に入学したそうだ。精神科に通院していて、いじめに遭っていたという情報もある。包丁を買う直前、両親と口論をしたという。不平不満がたまっていたのだろう。

 殺人事件の件数は減っているらしいが、不可解な事件が増えている。高校生などの起こす事件も、多くなっている。

 衝撃的な事件が起きると、マスコミはセンセーショナルに騒ぎ立てる。11年前のサカキバラ事件では、もの凄い報道量だった。2年前の12月、渋谷の歯科医師宅で予備校生が妹を殺害した事件でも、犯行の様子や家族構成を、しつこいほど何度も言った。

 だがマスコミは、原因についてあまり言わない。なぜそんな事件を起こすに至ったのか、我々が分かるようには説明しない。

 報道量は多いが、どうしたら同類の事件を予防できるか、2度と起こさないで済むかという視点がないのだ。だから、一向に少年事件も減らない。

 このような事件の原因として考えられるのは、まず大人に思いやりがないことだ。親は、子供に充分な愛情を注いでいない。教師は、子供のことを真剣に考えない。子供がわがままになっていることもある。また、経済政策が小泉政権から新自由主義に基づくようになり、企業間の競争が激しくなって、子供にしわ寄せが行くのかも知れない。

 評論家の有田芳生氏は日テレの『ザ・ワイド』で何度も、「事件の原因を究明して、それを社会に還元すべきだ」と話していたが、『ザ・ワイド』も騒ぐばかりで、再発を予防しようとはしなかった。

 日本はどうかしている、メディアも学校も文部省も。だからこれからも、悲惨な事件が続くだろう。

  オーマイニュースのサイトで読むのなら、http://www.ohmynews.co.jp/news/20080116/19750 で。


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