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朝日新聞は憲法9条で日本を潰したいか [政策]

【2010年05月03日】-今日は憲法記念日なので、新聞各社は憲法に関する世論調査を発表した。結果を一覧にすると以下の通り。

       賛成  反対
 読売新聞  43# 42%
 毎日新聞  50% 48%
 日経新聞  47% 40%
 朝日新聞  47% 39%

 北海道新聞 66% 28%
 南日本新聞 56% 32%
  琉球新報   24% 51%

 琉球新報を除いて、賛成の人の方が多い。またこれを見る限り、沖縄以外では地方の方が賛成派が多いのも特徴だ。

 賛成派が多いのに、経験が進まないのだから不思議だ。左翼マスコミが改憲派の政治家を押さえ込んでいる面がある。

 新聞社によって質問の表現が若干異なる。毎日新聞は「改憲に賛成」でなく、「改憲に期待」という言い方だ。

 また殆どの社で安倍政権の頃より改憲派が減った。首相の言動に左右される人がいるようだ。しっかり考えていない証拠だ。

・妄想で日本を潰すな
 朝日新聞だけは憲法9条を中心に書いて、見出しも「憲法9条『変えない方がよい』67%」だ。本文には「日本の平和や東アジアの安定に9条がどの程度役立つと思うかを聞くと、『大いに役立つ』16%、『ある程度役立つ』54%」だったと書いた。

 9条がどうして極東の平和に役立つのか理解できない。こじつけ、妄想だ。こう解答した人が多いのは、質問が巧妙で上手く言いくるめられたからだろう。

 世論調査は質問の表現や並べ方によって、結果が変わってくる。文春新書の『「社会調査」のウソ』はそれを詳しく検証した本だ。

 


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