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マレー語とインドネシア語は殆ど同じ [他の言語]

【2009年06月10日】-インドネシア人がマレーシアの王室に嫁いだのは、日本人の感覚からすると不思議です。日本の皇室に外国人が嫁入りすることは考えられません。外国にはこのようなことが時々ありますが、両国は言葉や文化が似ているので、それも考え合わせるべきでしょう。

 マレーシアとインドネシアは、文化が同じと言っていいようです。マレー語とインドネシア語は殆ど同じだからです。もともと一つの民族なのに、別の国の植民地になったから、別の国になったのでしょう。

 シンガポールやブルネイもマレー語を公用語にしているので、主要な民族は元々同じなのでしょう。シンガポールには華僑もいますが。日本で譬えると、四国や九州が別の国になったようなものだと思います。

 だからインドネシア人がマレーシアの王家に嫁ぐのは不思議ではありません。お互い標準語で話せば、意志の疎通に問題はなかったはずです。マレーシアに出稼ぎに行くインドネシア人も多いそうです。

 マレー語などは、フィリピンのタガログ語とも共通点がありますが、片方が分かればもう一方も分かるほどには似ていないようです。

・数ヶ国に分かれた同一民族は他にもある
 世界にはこのように同じ民族が別の国に分かれたので、言葉が殆ど同じ場合がいくつもあります。インドのヒンディー語とパキスタンのウルドゥー語も似ているそうです。会話は殆ど同じで、文章は文字と語彙が違うようです。ヒンディー語はデーバナーガリ文字を使い、ウルドゥー語はアラビア文字で書きます。

 北欧のノルウェー語とスエーデン語も綴りは殆ど同じですが、発音は違います。オランダ語とドイツ語の北部方言も似ています。

 ロシア語とウクライナ語とベラルーシ語も、殆ど同じだそうです。フィンランド語とエストニア語も、よく似ているそうです。

 言語と方言に絶対的な違いはありません。関東地方の人が九州の純粋な方言を聞いても、理解できません。理解できない方言もあるし、分かる外国語もあるのです。同じでも違う国だと外国語と言い、違っても同系統に属して同じ国なら方言と言うのです。

 ヨーロッパで同一民族が違う国に分かれたのは歴史的な事情により、かなり自然なはずです。でもアフリカでは、違います。ヨーロッパの別の宗主国が支配したために、別の国に分断された民族が多数あるようです。欧州の植民地支配は、まだアフリカの人達に暗い影を投げかけている訳です。

参考資料:
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1114279021
http://homepage2.nifty.com/kmatsum/essays/FinnEst.html

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