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安倍晋三は既に日本の首相 [*経済]

【2012年12月20日】-日銀は金融緩和を決めた。安倍晋三が要請したからだ。もうまるで首相だ。野田首相の面子は丸つぶれだ。

 このように次の首相と目されている人物が、就任前に日銀などに何か求めることは珍しい。

 内閣が退陣を表明した時や衆院選挙が終わったばかりの頃に、次の首相が決まっていることは少なかった。自民党政権の時は内閣が退陣を表明してから、総裁選挙をして、次期首相を決めた。今回は首班指名までに時間があるので、このようなことができるのだろう。

 たとえそうであっても、安倍総裁の力量は大したものだ。期待が膨らむ。

 前回政権を取った時も、初めは勢いがあってよかった。だが段々駄目になった。体調が悪化し、側近の間で意見が対立した。今度は今の調子を1年は続けてほしい。

 自民党の高村・副総裁は「補正予算には10兆円程度が必要だ」と語った。景気をよくする方策が大事で、額はどうでもいいはずだ。ただ金を使っても、日本全体の景気はよくならない。このような発想では、また必要のない道路などを造って、財政赤字を増やしてしまう。

 また日銀や政府が何をしても、国民が景気を回復させようと思わない限り、よくならないだろう。日本人には、景気を上向かせようという気迫が足りない。

 なお、金融緩和は以前公定歩合の引き下げを指したが、最近はマネタリー・ベースの増加を指している。エコノミストは、分かりにくいことを言う。

 安倍総裁は景気をよくしたあと、憲法改正に取り組んでもらいたい。

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