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メアの語った事実を「暴言」と言う駄目新聞 [米軍基地]

【2011年03月10日】-メア部長が「沖縄県民は、ごまかしとゆすりの名人だ」と語った時、沖縄が多額の交付金を受け取ってきたことを指しているはずだ。だが、左翼メディアは殆どそう言わない。テレビでは1度も聞いたことがない。

 10日付の新聞社説を読んでみた。読売は「沖縄が米軍基地受け入れの見返りに、日本政府に沖縄振興策を求めているとの批判と見られる。」と書いた。的確な指摘だ。だが他は全滅だ。

 毎日は「沖縄が振興策と引き換えに基地負担を甘受する状況でないことを知らないようでは、とても知日派とは言えない。」と書いた。振興策には言及したが、意味がはっきり取れない。今まで沖縄は振興策と引き換えに、基地を受け入れてきた。メアの言う通りだが、ごまかしたいから曖昧なことを書いたのだろう。「ごまかし」に反論しながら、ごまかすことを書く。メアの指摘を身をもって認めたのだ。

 東京は概ね次のように書いた。「名護市辺野古に移設が進まないのは、沖縄県民が更に大きな財政支援を引き出すために粘っているというより、過重な基地負担を押しつけられた差別を感じて反対しているからだ。2009年の衆院選以降、沖縄県内の選挙はもはや振興策との引き換えでこれ以上の基地負担には応じないという民意を表している。」

 東京もメアが振興策を指したことは分かっているが、沖縄の「ゆすり」は認めなくないから、分かりにくい文章になった。

 世界日報と産経は振興策に全く触れていない。駄目な保守新聞だ。

 「産経抄」には「『ごまかし、ゆすりの名人』に至っては、何を指しているのかわかりません。まさか、政府が北部振興策や基地対策と称し、湯水のごとく札束をばらまいていることではないはずです。メアという人は何にも知らない素人ですね。」とある。

 分かっているが、沖縄県民に媚びてごまかしたのだ。よく分かっている人に対して「何にも知らない素人」とはふざけている。読者を愚弄している。

 毎日と東京の社説は強い調子で、メアを非難した。毎日では見出しにも「暴言」とある。本当のことを「暴言」と言うのだから、ひどい嘘だ。沖縄だけでなく、新聞も「操作」をするのだ。

・在日20年
 メア元部長は日本に20年もいて、妻は日本人らしい。建前メディアは「日本に長くいるから日本びいきのはずだ」という前提で言うが、日本に長くいるからこそ嫌いになる場合もある。

 妻が日本人で日本に住んでいれば、親戚付き合いは妻を中心に進んでいく。言葉が堪能だと言っても細かいニュアンスは分からず、取り残されることもあるだろう。メモだが、メアは日本人に苛立っているように感じた。

 メアは「本音と建て前」について学生に注意したが、駄目新聞は建前ばかり撒き散らして、これについてもメアの指摘を認めた。建前や表面ばかりの擬似報道を聞かされているから、日本人は思考力が伸びるどころか落ちていく。

 また同氏は基地問題についてしつこく批判されてきたので、それにも不満を抱いているようだ。左翼マスコミのデマ報道は、日本もアメリカも日米関係もおかしくしている。
 

・リンク
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110309-OYT1T01090.htm

http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110310k0000m070134000c.html
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110310k0000m070134000c.html

http://www.worldtimes.co.jp/syasetu/sh110310.htm

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110310/plc11031003000004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110309/plc11030902480002-n1.htm

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メア部長は正しい!沖縄は本当に政府をゆすってきた [米軍基地]

【2011年03月10日】-アメリカ国務省で日本部長だったケビン・メア(Kevin Maher)は「沖縄県民は、ごまかしとゆすりの名人だ」などと言ったので、解任されてしまった。

 だが、沖縄は本当に日本政府をゆすってきたではないか。「米軍基地でこんなにひどい目に遭っている」と言って、政府から振興策として巨額の交付金を受け取ってきた。(総額はきっと1兆円を越える。)ゆすりは本当のことだ。言っては行けない真実を語ってしまったから非難された訳だ。

 本当だからこそ、沖縄県議会などは烈火の如く怒ったのだろう。見当外れの非難なら、そんなに怒らない。「『ゆすり』とは心外だ。何を指しているのか分からない。」と言うはずだ。実際には、ゆするようにして交付金をもらってきたから、そのような反論はしないのだろう。

 だが「ゆすり」は強すぎる表現だ。原語では extortion で「恐喝」とも訳す。また「ごまかし」は manipulation の訳だが、普通は「操作」と訳す。

 「ごまかしとゆすりの名人」の原文は、masters of manipulation and extortion of Tokyo だ。Tokyo は「日本政府」のことで、「政府を操って交付金を脅し取ってきた」という意味合いだ。

 連合沖縄も抗議した。どうして労働組合が怒るのか分からない。外務省もアメリカに抗議したが、カネを取られている側まで怒るのだから不思議だ。政府が沖縄に落とす交付金は一種のタブーになっている訳だ。

 日本人ならメア氏の話を聞くと不愉快になって当然だが、本当のことだし、アメリカ国務省の本音を知るいい機会だ。怒ってばかりいては行けない。
 

・リンク
「講義メモ全文」:
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-174366-storytopic-3.html

「原文」:
http://www.news-pj.net/pdf/2011/american-university.pdf

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