福島第2原発の作業員が書いたというブログ [東日本大震災とその影響]
【2011年03月18日】-今日J-CASTで「原発作業員に海外からエール 『50人のヒーローを称えよう』」という記事を読んでいたら、第2原発で働いている若者がブログを書いているとあったので、目を引いた。(記事のテーマは、海外メディア数社が作業員を称える報道をしたということ。外国の方が進んでいる。)
http://www.j-cast.com/2011/03/17090752.html?p=all
J-CAST は「もし(家族が:編集部注)亡くなっていたとしても、覚悟はできています。途中、何度も助けにいきたかったけど、私情は挟むことはできません」「今私達にできることは、一刻も早く原発を安定させることです」と引用している。そこでこの文章で検索したら
「ギターと超常現象のブログ」(http://spiritmusic.asablo.jp/blog/2011/03/17/5748041)がもっと長く引用していて、青年のブログのアドレスも書いていたことが分かった。
http://x66.peps.jp/darkbal/diary/?cn=27&tnum=229&rc=&rows=
だがこのブログはもう閉鎖していた。しつこく調べたら、次のアドレスにミラー・サイトがあることが分かった。15日から3日間だけ書いたようだ。
http://x36.peps.jp/solunion/diary/?cn=102&guid=on&tnum=89&rc=&rows=
本当に作業員が書いたのか分からない。携帯サイトのブログなのに、16日の日記は「今日も日記を福島第二原子力発電所環境施設GのiのPCからお届けしたいと思います。」と書き始めている。パソコンで打ってから、携帯電話にメールで送ったのか。だが「携帯の電波は届かない」とも書いている。
「母親も連絡はつきません。もし、誰か知っている人がいたら教えてください。家族から聞いた話では、原町で孤立状態にあるそうです。」では矛盾している。家族が母親の消息を知っているのなら、連絡はついているはずだ。
誰かが面白がって、作業員の振りをしたのだろうか。
空中に漂う放射能が雨と共に落ちてくる [東日本大震災とその影響]
【2011年03月18日】-自衛隊は昨日の午前中3号機に向けてヘリコプターから4度海水を落とした。この作業を行って安全かどうか調べるために、事前に空中の放射線量を測定した。
16日、地上から30メートルの地点では毎時250ミリシーベルトの放射能を観測した。17日の午前中は90メートルの地点で毎時87.7ミリシーベルト観測した。減ったが、まだかなり多い。
雨が降ると、このような空中に漂う放射性物質が雨粒について落ちて来るので、濡れると被爆してしまうらしい。広島や長崎でも原爆投下のあと、黒い雨が降って濡れた人は被爆してしまった。
雨にも要注意だが、警告はあまり聞かない。幸い、昨日の天気予報では、「明日福島県で風は西から東に吹く」と言っていた。放射性物質が太平洋上に飛んで行って、海に落ちてくれるといい。
宮城県では雨や雪が降ったが、被災した人達は用心しているようには見えなかった。大丈夫なのだろうか。
・参考資料
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110317/plc11031711590011-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110318/plc11031800020000-n2.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E3%81%84%E9%9B%A8