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テレビは地震報道が長すぎる [東日本大震災とその影響]

【2011年03月13日】-日本政府は自宅待機は指示していないと思っていたが、朝日は12日付の記事に大体次のように書いているから、そうではない。

「政府は福島第二原発に対しても原子力災害緊急事態を宣言し、半径3キロ以内の住民には避難を、10キロ以内の住民には屋内待避を指示した。」

・歩いて帰宅した人達
 東京のテレビ局は11日の午後3時頃から、コマーシャルを流さずに地震情報を流し続けている。テレビ東京は昨日の深夜から、通常の番組も流している。

 地震情報は必要だが、もうやり過ぎではないか。繰り返しが多いし、内容は薄い。質は低いと思う。質はいつも低い。被爆対策は日本テレビでしか見ていない。

 11日の夜、東京の電車は止まったので、都心で働いている人は帰宅するのに苦労した。いわゆる帰宅困難者だ。テレビは大きな駅でバスを待つ人の列は映したが、徒歩で帰宅する人達は映さなかった。

 夕方外出したら、川越街道を池袋から埼玉方面に向かって歩く人達が大勢いた。ぞろぞろ歩いていた。裏道では、地図や携帯電話を見ながら不安そうに歩く人を何人も見かけた。電車が止まったので、歩いて帰った人が多数いた訳だ。大騒ぎしているが、都内で起きたことさえ充分に報じていない。

 新聞でも、徒歩帰宅を取り上げたのは神奈川新聞くらいだ。

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103130008/

 またテレビは救助活動を殆ど取り上げない。まだビルの下敷きになっている人もいるだろう。ニュージーランド地震では生き埋めになっている人の救助を何度も取り上げたのに。

 産経新聞は、仙台空港のタワーに取り残されていたが、一人で脱出した人にインタビューした。テレビはサボっている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110313/dst11031312510049-n1.htm

 テレビが休みなく放送を続けているのは、また揺れた時にいち早く警報を流すことも目的だろうが、コマーシャルに字幕をかぶせる方法もある。

 きっこさんはツイッターに13日、「レスキュー隊は『テレビ局の飛ばすヘリコプターがうるさくて、瓦礫の下にいる人達の声が聞こえない。救出のヘリ以外は自重してほしい』と話している。」という趣旨のことを書いている。左翼マスコミは阪神大震災の時もこんなことをしたが、まだ懲りていないのか。

 なお、今日外国からレスキュー隊が次々に到着したが、遅い。

 読売新聞が被爆対策について書いている。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/nuclear2011/hibaku.htm

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メディアは放射能対策をもっと放送せよ [東日本大震災とその影響]

【2011年03月13日】-昨日の最後のエントリーで、「原発事故のあとは外出しない方がいい」と書いたのは、何年も前にテレビなどでそう聞いた覚えがあるからだ。

 記憶が定かでないからインターネットで調べたら、産経がチェーン・メールに警告する記事を載せていたので、余計に自信がなくなった。

 プロ猫という方がブログで放射能対策を取り上げ、自宅待機を勧めていた。

http://blogs.yahoo.co.jp/proneko5/19262411.html

 だが情報源はオウム真理教のサイトだったので、信じていいのか考え込んだ。

http://www015.upp.so-net.ne.jp/sinzinrui/doc/kaku.html

・文化放送
 深夜ラジオの文化放送を聞いていたら、午前2時頃専門家の話しとして「近くの人は、外出したり窓を開けたりするのはやめた方がいい」と言っていた。オウムの言うことも間違いではないのだ。

 文化放送はまた「病院から学校に避難していた人二人が校庭で被爆した」とも言っていた。外にいては行けない。どうかしている。

 今日の午後テレビでは「原発の近くにいた人が15人被爆した」とも「160人が被爆した」とも言っていた。

 日テレでも今日午後1時半、専門家を呼んで被爆対策を説明した。「濡れたタオルで口や鼻を覆う」「帰宅したら服を外で脱ぎ、シャワーを浴びる」「汚染された農作物は食べない」などと話していた。

・対策
 今の日本に一番必要な情報は、被爆を防ぐための方法だ。

 女川原発で通常より高い放射線を測定したが、同原発で漏れたのではなく福島第1原発から流れて来たのだろうという。両地点は120キロ離れている。120キロ先でも、放射線量が高まったのだ。

 それなのにメディアは被爆を防ぐための方法をあまり言わない。NHK は死者数をしつこく連呼している。

 政府も対策を言わない。枝野官房長官は今日の午後、福島第1原発の3号機からも放射性物質を放出したと発表したが、「測定値は1500マイクロ・シーベルトだから、そんなに高くない」と強調していた。放出量は少なくても、体の弱い人には影響があるはずだ。「少ない」ことを強調するのではなく、近くの人はどうしたらいいか言うべきだ。

 ブロガーとして有名な「きっこさん」は分かっていて、放射能に注意を呼びかけている。

http://twitter.com/kikko_no_blog

http://socialnews.rakuten.co.jp/link/%E8%A2%AB%E6%9B%9D%E3%81%8B%E3%82%89%E8%BA%AB%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E3%81%AB%E3%81%AF

 メディアも政府も大騒ぎだが、大事なことをあまり言わない。いつものことだが。

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タグ:放射能 原発
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