生活保護を受けている人も普通の身なり [他の評論]
【2010年08月03日】-前から生活保護を受けている人が多いと聞いて驚いていた。2009年度は176万と言うから、1億2706万人に72人に一人の割合だ。
そんなにいるのなら、そこら中に保護を受けている人がいるはずだが、それらしい人は見かけない。
最近、皮膚科医院に通っているのだが、受付の前に座っていたら、料金を払わないで帰る人がかなりいることに気がついた。診察券と健康保険証を返してもらい薬も受け取るが、金は払わないで帰る。そんな人達の持っている保険証は大抵赤い色だ。
「生活保護を受けている人は医療費を払わなくてもいいのか」と思い始めた。調べてみたら実際にそうだった。医療扶助と言って、生活保護を受けている人は病院で医療費を払わなくていいのだ。
その皮膚科では、7人に一人くらいの割合で診察費を払わない人がいるように思う。全国平均よりずっと多い。
ある払わない患者は35歳くらいの男で、3歳くらいの男の子二人を連れていた。お父さんは安そうなTシャツを着ていて、金があるようには見えなかったが、子供二人は普通の身なりだった。お母さんがいないから、子供の面倒を見なければならず働けないのだろう。
また別の払わない患者は30歳くらいの女だった。4歳くらいの女の子と一緒だった。母親は割と派手な格好で、髪を染めていた。生活保護を受けながら、髪を染めるのだから感覚がおかしい。
確かに生活保護を受けている人は、日本にいる。だが普通の服を着ているから、そうとは分からないのだ。
最近、中国人が来日してすぐ生活保護を申請したことが話題になっているが、日本人の受給者も多いから医療費がかさむ。
8月1日付の読売新聞によると、大阪のマッサージ師は生活保護受給者に不要なマッサージを行って、不当な利益を上げていた。医療扶助も不正の温床だ。しっかり監視する必要がある。
・参考資料
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/244045.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100731-OYT1T00054.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100801-OYT1T00061.htm?from=y10