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赤ん坊に嫉妬した幼い父親=大阪市住之江区の児童虐待 [*事件や事故]

【2011年05月17日】-若い親が小さい子供を虐待して死なせてしまう事件は今では珍しくなくなってしまったが、今週になってから発覚した大阪市住之江区の事件には驚いた。父親が赤ん坊に嫉妬して起こしたというのだ。

 阿部裕之容疑者(21歳)は智代美容疑者(34歳)と去年の春に結婚し、10月4日に颯(はやて)ちゃんが生まれた。母親は一生懸命育児に取り組んだが、そのため電話に出ないことがあり、父親は怒ったという。どこの家でも赤ちゃんが生まれたら、大人のことはそっちのけにして世話をする。

・聾唖も原因か
 そんな当たり前のことを受け入れられないとは何と幼いのか、新しいタイプの虐待かと思っていたら、両容疑者は耳が聞こえないという報道に接した。普通の生活を送れないから、ストレスを溜めてしまったのかも知れない。だがそうであっても、自分の子供に嫉妬するのは理解できない。

 メディアは相変わらず「耳が不自由」と書いたが、「耳が聞こえない」とか「聾唖者」(ろうあしゃ)と言うべきだ。「耳が不自由」は不自然な表現だ。

・参考資料
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110517/crm11051712270012-n1.htm

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メディアは東電の圧力に屈せず、メルトダウンの危険性を知らせよ [東日本大震災とその影響]

【2011年05月17日】-テレビ局は4月中旬まで震災と原発で大騒ぎだったが、段々減ってきた。震災については大きな出来事がないから当然だが、原発に重要な進展があってもあまり報じなくなった。

 5月12日には東電が第1原発の1号機でメルトダウンが起きていたと発表したが、報道は余りに少なかった。メルトダウンは重大だ。再臨界になって爆発するかも知れないからだ。

 メルトダウンこそ大きく扱うべきなのに、メディアは型通りの報道で終わらせた。これでは日本人にメルトダウンの危険性を伝えることができない。大騒ぎをして不安を煽ってはいけないが、危険性を冷静に報ずべきだ。

 メディアはどうも東電の圧力に負けたようだ。昨日ネット・カフェでたまたま『ブブカ』6月号を手に取ったら、「東電と大手広告代理店が『騒動が落ち着いたら広告をたくさん出すから、報道を控えてくれ』などと囁き、震災自粛のため広告が減っているテレビや新聞は誘惑に屈して、批判を控えている」などと書いてあった。大手広告代理店とは電通や博報堂のことだろう。

 以前からメディアは、広告主の圧力に負けやすいとは聞いていたが、4月中旬から原発ニュースが減っているのもそのためとは思わなかった。

・アイドル雑誌
 『ブブカ』という雑誌は女性アイドルの写真を多く載せていて、他の記事では「台湾の芸能雑誌には、こんな噂も書いてあるそうだ」と話しを膨らませていたが、原発報道に関する記事に誇張や歪曲はなかったので信じてもいいと思う。

 小さな出来事を針小棒大に伝えておいて、本当に危険な時にはあまり報じないメディアは、どうかしている。

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