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狂った菅が辞めたら、傲岸な小沢が首相になる [政局]

【2011年05月31日】-野党が内閣不信任案を提出する構えで、民主党の小沢派などは賛成するから、可決するかも知れない。民主党議員の75人が「造反」すれば可決する。今のところ菅首相は辞任を否定しているが、可決したら内閣総辞職を選ぶだろう。

 そうなったら民主党はまた代表選挙を行い、きっと小沢一郎が首相になるのだ。菅はとんでもないから辞めた方がいいが、小沢が首相になってもいいだろうか。

 菅を批判している人達は、次にどうなるか考えていない。目の前で起きていることだけに反応して、将来には考えが及ばないのだ。余りに近視眼だ。

・「歴史に名を残したい」
 菅はどうにもならない。最近怒鳴るのはやめたようだが、産経の阿比留記者は5月29日ブログに次のように書いた。

「菅首相が官邸内でつぶやく口癖の一つは、『歴史に名前を残したい』だそうです。震災発生後、いま首相でいることは『運命』だの『宿命』だの、自分に酔いきった言葉を繰り返し、それが他者からは傲慢に見えることも理解できないでいるようです。

 原発事故の対応をめぐっては、例えば東電のエンジニアが『ご説明』に行くと、肝心な説明は聞かずに『あれはどうなんだ』『これはどうか』と本筋から離れた技術的なことを矢継ぎ早に質問し、相手が答えに窮するまで続けて最後は勝ち誇るというのですから始末に負えません。」

 一言で言うと菅直人は狂っている。今でも囂々(ごうごう)たる非難を浴びているのだから、名宰相として名を残すことは決してない。それに原発事故は、東電のエンジニアと知恵比べをしているのではない。言い負かして自己満足に耽るのは無責任極まりない。

 菅は、首相がどういう職務か全く分かっていないのだ。野党の党首ならこれでも通用するだろうが、内閣総理大臣の言うことやることではない。

 菅は全く不適任だが、小沢は適任だろうか。前原や枝野が政権を取るのがいいだろうか。

・リンク
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2301956/

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5月末の台風は神の怒り [東日本大震災とその影響]

【2011年05月31日】-5月末なのに台風2号が日本列島に上陸し、各地で被害をもたらした。東北地方の人達にはまた試練が訪れた。地盤が緩んでいる所では崖などが崩れた。福島原発では汚染水が増え、石油が海に漏れ出した。また地表に落ちていた放射能物質は、雨のため地中に染み込んでしまったに違いない。

 5月末に台風が上陸するのは珍しい。昭和31年には4月25日に上陸したが、今回は5月29日に石垣島に暴風雨をもたらしたようなので、戦後3番目の早さだ。「宮城や福島の人達はなぜ自分達はこんなに苦しむのだろう」といぶかっているに違いない。

 端的に言うとこれは神の怒りだと思う。地震や原発事故で日本人を反省させようとしたのにまだ心を入れ替えないので、再び試練を与えたのだろう。

 東京近辺の人間こそ反省すべきだと思うが、東京を大混乱に陥らせると復興が余りに大変なので、東北に試練を与えているのではないか。

 震災のあと反省した人もいるが、ほんの少しだ。大多数の人達はショックは受けても、生き方を考え直していない。店の照明はまだ明るすぎるし、親や教師は女子高生に服装や姿勢を指導していない。電気や石油の浪費を反省する人は全く聞かない。

 心を入れ替えて反省しないと、日本人はもっと辛い目に遭うだろう。

・参考資料
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E9%A2%A8

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16世紀以降の英語を「近代英語」と言う理由 [英語学]

【2011年05月30日】-Old English を「古英語」と訳すのはこなれないと書いた。「古い英語」は意味が通るが、普通の英米人はMiddle English をおかしな言い方と思うだろう。また10世紀頃の英語をOld Englishと言って、500年前からの英語をModern Englishと表現するのは合わない。

 実は100年くらい前までは最近の英語をNew Englishと言っていた。「古い英語」と「新しい英語」なら、辻褄が合う。だが500年前の英語を「新しい」というのも奇妙なので、Modern Englishと言い替えたのだろう。

 ドイツ語では今でも「近代英語」をNeuenglisch(ノイ・エングリッシュ)と言っている。英語に訳せばNew Englishだ。英語の歴史を3期に分けるのは、ドイツで始まったのかも知れない。

 19世紀には、言語研究はドイツ語圏が一番盛んだった。英語の研究もイギリスより進んでいたようだ。古い英語を読める人はイギリスの方が多かったろうが、研究や分析はドイツの大学の方が進歩していたようなのだ。不思議なことだが、あり得ないことではない。

 またModern Englishを「現代英語」でなく「近代英語」と訳すのは、16世紀は近代だが現代ではないからだ。「ごく最近の英語」「数十年前からの英語」と言いたい時は、Contemporary EnglishやPresent-day Englishと言う。

 「古高ドイツ語」や「中高ドイツ語」もこなれない訳だ。ドイツ語ではAlthochdeutsch, Mittelhochdeutschと言う。ドイツ語では複合語は続けて書くので分かりにくいが、Alt-hoch-deutsch, Mittel-hoch-deutschと分かれる。

 altはoldのこと、hochはhighだから語形は英語に似ている。読み方は「アルト・ホーフ・ドイチュ」「ミテル・ホーフ・ドイチュ」だ。

・参考資料
http://en.wikipedia.org/wiki/History_of_german#High_German
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%B8%96

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