鳩山内閣は無理して補正予算を減らするな [政策]
【2009年10月14日に掲載、15日に訂正】-鳩山内閣は補正予算の見直しに四苦八苦している。3兆円節約すると公約していたが、なかなか3兆円に届かない。
無理して削減すると本末転倒になる。医師不足を解消するための基金までやめるのはおかしい。また、地方公共団体は子育て応援特別手当ての準備を既に始めていて、中止するのは大変だ。
無理して削減したのでは、何のための見直しか分からない。2兆5千億円減らしたのだから、予定を変更してその額でできることをすべきだ。
読売新聞は「柔軟に対処せよ」と書いているが、テレビは大臣の苦闘を伝えるだけで提言はしない。マニフェストを守ろうと努力することは大事だが、縛られてはいけない。