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偏差値と業者テストの区別ができなかった愚か者達 [教育]

【2010年12月26日】-30歳以下の人は、偏差値批判をあまり聞いたことがないだろう。15年くらい前まで左翼メディアは、中学や高校を「偏差値教育」と執拗にけなして来た。まるで中高生は1日中、偏差値のことを考えているかのような言い方だ。

 それが実態とはかけ離れた者であることは論を俟たない。あまり勉強しない子供の方が多いのだから、日本の学校教育を「偏差値教育」などと言うのは、ひどい誇張だ。

 左翼メディアは受験競争も敵視して執拗に批判を加えていたが、偏差値は受験競争の象徴として目の敵にしていた。

・頂点
 左翼メディアの偏差値批判は、1992年の業者テスト騒動の時に頂点に達した。埼玉県の教育委員長が「公立中学で業者テストを行い、その偏差値で進路指導をするのはおかしい」と公然と指摘したため、左翼メディアは「偏差値やめろ!業者テストやめろ!」の大合唱を始めてしまった。

 そのため埼玉県はおろか、東京など他府県でも公立中学が業者テストを行うことはできなくなった。旧文部省が排除するよう通達を出したのだ。

 確かに、公立学校が学校で生徒に業者テストを受けさせるのは、おかしい。しかし偏差値まで悪いことにはならない。「偏差値が教育を歪める」と思っている人が偽知識人(官僚や学者)には多かったが、それは根拠のない思い込みに過ぎない。

 頭の悪い人達は偏差値と業者テストが区別できなくて、業者テストにまで反対してしまった。中学では業者テストをやめたため、進路指導がしにくくなり、生徒は塾や予備校に頼ることになった。埼玉県では4年前から公的テストをしているのも、しないと充分な進路指導ができないからだ。

 偏差値を嫌っている人達は受験産業も嫌っていたが、思考力と現実を見る力が欠落しているので、嫌いな物を増やす結果になった。

・北辰はまだ健在
 毎日は校長会などが行う公的テストは批判したが、北辰図書が行う業者テストは槍玉に上げていない。今では埼玉県内の中学は生徒に北辰のテストを受けるよう指導していて、9割の中学生が受けているそうだ。業者テスト排除は全く形式的なのだ。

 毎日などに巣食う左翼がしていることは、支離滅裂だ。日本の神々は天罰を下して欲しい。

・参考資料
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%AD%E8%80%85%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88#.E5.8C.97.E8.BE.B0.E3.83.86.E3.82.B9.E3.83.88

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タグ:業者テスト
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