都電荒川線が100周年 [他の評論]
【2011年10月14日】-東京にまだ路面電車が走っていることを知っている人は、東京でも意外に少ない。新宿区早稲田から荒川区三ノ輪まで走る都電荒川線は、都内に残る唯一の路面電車だ。
その都電が100周年を迎えたという。中国の辛亥革命はテレビでも大きく扱ったが、都電100周年は全く見なかった。今日、東京新聞のウェブ・サイトで初めて知った。東京以外に住む人には関係がないが、メディアはもう少し大きく扱って欲しいものだ。
荒川線がまだ残っているのは、車道に線路を作ったのではなく、専用の線路を走っているからのようだ。他の都電は自動車道路に線路を作っていたので、車の交通を邪魔することがあった。そのためバスに代えたが、荒川線は専用の線路があるので続いているそうだ。
乗り換えられる鉄道の駅は、山の手線の大塚駅と京浜東北線の王子駅だ。都電には昭和の雰囲気が残っている。近くに来た際には、ぜひ乗っていただきたい。
・参考資料
http://toden-arakawasen.tokyo-np.co.jp/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E9%9B%BB%E8%8D%92%E5%B7%9D%E7%B7%9A#.E6.9D.A5.E6.AD.B4
主要新聞がTPP参加に賛成。疑念湧く。 [*経済]
【2011年10月14日】-「読売と産経の社説はTPP参加を主張している」と書いたが、毎日、日経、東京も参加に賛成だ。朝日については分からない。社説は1週間前までしかウェブ・サイトに載せない。8日以降は扱っていない。
主要な新聞が殆ど、TPP参加に賛成だ。いいとは思わない。日本の新聞社の見解が一致する場合は、間違いが多いからだ。受験競争批判は見当外れだったし、全メディアが政治資金や問題発言で政治家を追求するので、政治は劣化してきた。
靖国神社など問題のないことに朝日や毎日が茶々を入れるのが、日本メディアの特徴だ。だから主要紙がTPP参加を主張しているのを見ると、薄ら寒くなる。
「新聞が足並みを揃えているから、TPP参加は当然だ」と考えるのではなく、「本当にいいのだろうか」と受け止めた方がいいと思う。
・資料
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011101302000040.html