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皮相なワイド・ショーが日本を駄目にする [*マスコミ]

【2009年10月28日】-ウェブ・サイトの J-CAST でワイド・ショーの要約を読むことにしている。ワイド・ショーは新聞やニュース番組の伝えない重要な視点を、はっきり言うことがあるからだ。

 J-CAST は、在京民放4社の午前のワイド・ショーの内容を毎日2本の記事にまとめている。2年以上読んでいるので、見たことのない番組の雰囲気も分かるようになってきた。

 今日も読んだのだが、貴重な視点は特にないのに、程度の低いやりとりが幾つもあったので、びっくりした。

・小沢一郎の体質が分からないテレビ局
 TBS 系列の『朝ズバッ!』は昨日27日、民主党の小沢幹事長が新人議員14人を事業仕分けチームから引き上げさせたことを取り上げた。「小沢は『1年生に事業仕分けはできない』と言ったが、そんなことはない」などと批判した。

 小沢一郎は「議員を40年やっている自分でさえ、分厚い予算書を見て、いいか悪いか判断するのは難しい」などと言ったが、これは建前で、「新人は仕分け作業などしなくていいから、地元で地盤固めをすべきだ」と思っているはずだ。どのテレビ局か忘れたが、「小沢は新人に『週末は地元に帰りなさい』と言った」と伝えた局があった。

 新聞記事を調べたら、小沢のそんな本音を書いたのは東京新聞だけのようだ。24日付の「事業仕分け 早くも中断」という記事に「小沢氏は新人議員には選挙区での活動を最優先させる方針」と書いた。

 小沢は政策はどうでもいいのだろう。もう次の衆院選挙のことを考えていて、「選挙基盤の弱い新人議員は週末は地元に帰って、有権者と触れ合うべきだ」と思っているのではないか。東京新聞も、そうはっきり書くべきだ。

 テレビや新聞は9月下旬「鳩山政権は、鳩山と小沢の二重権力にならないか」と執拗に批判したが、小沢の政策軽視は殆ど指摘しない。

 日本をよくしたいと思っている新人議員は、数年後の選挙より来年度予算の無駄を減らすことを優先させるはずだ。改革より選挙で勝つことばかり考えている小沢は、どうかしている。

・亀井静香の真意を見極めよ
 『朝ズバッ!』は今日も、理解の浅いことを言った。亀井静香が日本郵政の副社長に、元大蔵官僚と元郵政事業庁長官を起用したことを取り上げ、「脱官僚はどこかに行っちゃったのか」などと批判した。

 亀井は元々「民営化」に反対だったから、官業に戻そうとしているはずで、そうなら元官僚を起用するのは当然なくらいだ。それが分からないで、批判しているのは馬鹿げている。

 鳩山政権は、天下りの禁止や官僚依存からの脱却を掲げてはいるが、官僚を敵視する訳ではなく、官僚主導をやめて政治家主導に改めようとしているだけだ。官業に戻すのなら、官僚を幹部に据えるのは当たり前だ。どうして表面的な見方しかできないのか。

・酒井法子はヤクザの娘
 日本テレビ系列の『スッキリ!!』は今日28日、のりピーに関する視聴者からのファックスなどを読み上げた。

 40代の主婦は「酒井被告が薬を始めたのは子供を産んでからのこと。信じられない。健康管理やしつけなど、小学生の子育ては大変です。それもしないで自分の快楽を優先? はっきり言って許せない」などと書いてきた。

 ヤクザの娘だから、無責任でも仕方がない。ヤクザの子供でも立派に生きている人もいるが、駄目な人が多いだろう。ヤクザの娘と知れば怒らないで済むが、テレビは伝えない。言いにくいのは分かるが、無責任だ。

 またこの主婦は、立派に子供を育てているのだろうか。こんな怒りをあらわにしたファックスをテレビ局に送るくらだから、もしかしたらモンスター・ペアレントで、教師に言い掛かりをつけているのではないか。

 この主婦は「のりピーは子供の健康管理やしつけをしない」と決めつけたが、していたはずだ。感情的でいい加減な批判だ。だがひょっとすると、この投書は番組スタッフの捏造だろう。

・本質を言え
 どうしてメディアは本質を指摘しないのか。『朝ズバッ!』と題しながら、ズバッと言わない。頭が悪いから本質がつかめないのか。それとも馬鹿な人間を増やしたいから、わざと言わないのか。

 人間は表面で判断しがちだからこそ、本質を見るようにしなければならないのに、メディアは皮相な見方に留まることが多い。表面で判断する人間ばかりだと、民主主義はうまく機能しない。小泉や竹中に騙されるような人間は減らず、もっと混迷してしまう。

 今日のエントリーは J-CAST の記事を基にして書いたが、記事は要約なので番組の内容とズレがあると思う。(敬称略)

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のりピー初公判~リレー取材と自作自演で盛り上げるな [*マスコミ]

【2009年10月26日】-今日は酒井法子被告人の初公判があったので、東京のテレビは大騒ぎをした。午後1時半に公判が始まったら、テレビ東京を除く民放各社はワイド・ショーや特別番組で大きく扱った。日本テレビの『ニュース・エクスプレス』は15分くらいの番組だが、他のニュースは一切扱わず、のりピー裁判だけやった。

 また日テレなどでは、4人くらいの記者が交代で裁判の様子を事細かに伝えた。他の記者が傍聴している間に、自分が見聞きした法廷の様子をカメラの前で伝えるという「リレー取材」をしたのだ。

 23日の押尾学被告人の裁判でも、「リレー取材」をしていた。びっくりしたし、呆れた。一人か二人の記者が最後まで傍聴して、まとめて報告すればいいのだ。テレビ局は芸能人の裁判なんかに力を入れずに、いじめや自殺など社会問題に取り組んだらどうか。

・公判後も付けてまるでストーカー
 テレビ局は夕方のニュースでも大きく扱った。TBS テレビだと思うが、5時10分ごろ裁判終了後に車に乗り込んだ酒井法子を付けて、「自宅に向かうようです」などと言っていた。帰宅するのは当たり前だ。取り立てて言うほどのことではない。これではまるでストーカーだ。

 審理は今日だけで後は判決言い渡しだから、今日に集中して大騒ぎをしたのだろうが、やり過ぎだ。

 傍聴券を取るために6615人も並んだそうだが、大半がマスコミの雇ったアルバイトのはずだ。また自作自演をして盛り上げようとしたのだ。

 テレビの過剰報道は批判されているのに、どんどん過激になっていく。テレビがストーカーのようなことをすれば、本当のストーカーが増えるだろう。「悪い奴には何をしてもいい」と思った子供は、友達をいじめるだろう。

 過剰報道のせいで事件が起きたら、テレビの連中は自らの罪には頬被りして「困ったことが起きました」といった顔で取り上げる。自作自演だ。信じられない悪巧みだ。国会はテレビ局の社長を喚問して、反省させるべきだ。

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朝日新聞は OB にタダで新聞を配っているそうだ [*マスコミ]

【2009年09月26日】-烏賀陽弘道(うがや・ひろみち)さんは、朝日新聞の記者だったフリー・ジャーナリストだ。名古屋社会部などで事件の取材をした後、『アエラ』や『パソ』の編集部に配属された。オリコンのランキングに疑問を呈したら民事訴訟を起こされたが、オリコンが提訴を取り下げたので賠償金は取られずに済んだ。

 烏賀陽さんは4年前の10月、徳間書店から『「朝日」ともあろうものが。』を出版した。記事を脚色するとか、管理職は尊大で勝手だとか、朝日新聞の内情を暴露した本だ。発売直後に買ったが、まだ拾い読みしかしていない。

 今年の6月本屋に行ったら、この本が文庫本になっていた。「文庫本のためのあと書き」があったので、その場で読んだ。数ページのために買う気にはならないからだ。「朝日の OB には新聞をタダで配達するから、まだ朝日新聞を読んでいる」などと書いてあったので、驚いた。

 退職者に商品をタダで配る会社は聞いたことがない。読みたい人もいるはずだが、読みたくない人もいるだろう。読まない家庭では全く無駄になる。

 雑誌では「朝日は社員に配る特製の手帳を、OB にも配る」と読んだことがある。こんな会社も聞いたことがない。朝日新聞社は赤字を出しているのに、両方とも続けているはずだから、どうかしている。

 押し紙や積み紙で販売店から金を巻き上げているから、金のありがたみが分からず、無駄遣いをするのではないか。他の新聞社も退職者に新聞や手帳を配っているのだろうか。

 なお文庫の解説は、江川紹子さんが書いていた。これもざっと読んだ。烏賀陽さんとは友達だそうで、褒めてあった。江川さんは神奈川新聞に勤めていたから、同紙の内部事情と比較してほしかったが、それはなかった。

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官邸記者会見の開放について [*マスコミ]

【2009年09月18日に掲載、19日に訂正】-民主党は政権を取ったら、首相官邸で行う記者会見にフリー・ジャーナリストも出られるようにすると約束していた。だが、実際に入れたのは外国メディアや雑誌社の記者だけなので、フリー・ジャーナリストなどは怒っている。

 確かに約束違反だが、今まで雑誌記者などは締め出してきたのだから、大きな進歩だ。鳩山内閣が倒れて、民主党が次の首相を選んだら、開放が進むかも知れない。それを目指して要望していくべきで、失望したり見放したりしない方がいいと思う。

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テレビは裁判員裁判を扱い過ぎだ [*マスコミ]

【2009年09月02日に掲載、03日に訂正】-今日テレビは、青森地裁で3例目の裁判員裁判が始まったと大きく伝えた。

 1例目を大きく扱うのは当然だが、2例目にもかなり時間を割いた。3例目は初めての性犯罪だと、また大きめの扱いだ。

 これからもこの調子で、裁判員裁判に時間を割くのだろうか。テレビ・ニュースはいつも時間を無駄にしているが、考え直すべきだ。毎日新聞は、11月には東京で裁判員裁判を行う予定だと書いた。

 裁判では伝えるべき話がたくさん出るはずだが、それはめったに言わない。それなのに、裁判員裁判をしつこく取り上げるのは全くおかしい。またメディアは他の裁判より大きく取り上げるので、被害者は余計に苦しむし、被告人は名が知られて損する。日本を潰したいから、結果は考えないで騒げることなら何でも騒ぐ。

 そもそも裁判員制度に反対だ。裁判所に何日も通うことはできない。法務省の左翼官僚が、日本人に統治者意識を持たせようと考えたようだから、発想そのものが間違っている。

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左翼マスコミはそんなに自民党の下野が嬉しいのか [*マスコミ]

【2009年09月01日】-衆院選挙が終わって二日経った。テレビのワイド・ショーも中心は選挙だが、民主党の勝利と自民党の敗北を喜ぶばかりで、内容は薄い。

 どうして民主党は圧勝したのか、どうして自民党は大敗したのか分析すべきだが、それは殆どない。民主党の躍進と自民党の退潮を繰り返し伝えるばかりだ。

 いつものように、時間は長いが、出来事を大袈裟に伝えるだけで、肝心なことはあまり言わない。知らないから言わないのではなく、わざと伝えないはずだ。考えない人間を増やしたいのだろう。

 またマスコミの人間自身、民主政権を喜んでいるのだと思う。左翼は自民党が嫌いだから下野してほしかったし、民主党に左翼政策を実行してほしいはずだ。

・自民党の敗因
 そんな番組が多い中で、自民党がなぜ負けたのか言及した番組がある。テレ朝系列の『スーパーモーニング』では8月31日、石破農相を招いて、敗因を話させた。(以下の引用は J-CAST の記事による)

 「自民党はダメという『風』だった。(どこがダメかというと)内輪の論理が優先したということ。選挙のやり方にしても国民の方を向いていたのか、自民党の中で己を律する厳しさがあるかどうか国民は敏感に見抜いていたと思う。」「4年前の小泉郵政選挙は勝ったように見えるが、地方では軒並み票を減らした。表面の数におごったところがあった。私自身は敗北だったと分析して、そこから選挙を始めた」「町村合併で自民党を支えてくれた町会議員や村会議員が少なくなった。建設会社もかつての力がなくなった。農協もかつての面影はない。それを置き換える努力が足りなかった。」などと述べた。

 村議や町議が減ったというのは意外だった。当事者だから、よく分かっている。どうしてこういう話しが余りに少ないのか。

 また民主党がどういう選挙戦を展開したかは、同じく『スーパーモーニング』が8月31日、取り上げた。J-CAST の記事で読める。

・毎日新聞の異様な喜び方
 新聞も軽薄で、毎日新聞は狂喜した。8月31日付社説では、「国民の切迫感がすさまじい地殻変動を生んだ」「約7割という投票率が国民の関心と、政治のあり方を変える強い意志を物語る」などと欣喜雀躍した。自民党が下野するのが心の底から嬉しいのだろう。自民党を通じて旧大蔵省に働きかけ国有地を払い下げてもらい、社屋を建てたのに恩知らずだ。(他の新聞社も政治家に口利きを頼み、国有地を特別に売ってもらったようだ。言うこととやることが違う。)

 毎日の社説は景気や年金など自民の敗因も書いたが、民主政権の樹立を喜びすぎだ。報道機関ならもっと落ち着いた文章を書くはずだが、政治団体なので喜びを率直に表したと見える。

 毎日の論説委員はまだ国語力が低いので、「への」「よる」と何度も書き、「まさに」を「いわば」の意味で2度も使った。何度教えてやっても言葉遣いも直せないのだから、赤字を出して当然だ。しつこく政治運動をするから、倒産しても同情できない。

 毎日新聞は今日9月1日から「選挙:09衆院選 空前の地殻変動 結果から読む民意」という恐ろしい連載を始めた。どうしても共産革命を起こすか日本を破壊するか、したいのだろう。狂喜する連中だから、狂気に取り憑かれているのか。

 朝日と東京も左翼だから、社説などで喜んだと思う。読売は8月31日付の社説で喜ばずに、自民敗北の分析などを綴った。産経も同日付の主張で喜んだり落胆したりせずに、妥当な論評をした。

・民主政権を望む国民は半分だけ
 大半のメディアは政権交代を喜んでいるが、民主政権を喜んでいる国民は半分くらいのようだ。共同通信が昨日と今日行った世論調査では、政権交代することについて「よかった」と答えたのは 49.2% で、「どちらともいえない」が 42.3% だった。鳩山由紀夫に「期待する」と答えた人は 71.1% だったが、政権交代を歓迎している人は国民の半分しかいないのだ。それでも、メディアは明日からも民主政権に肩入れするだろう。

 民主党が大勝したのは小選挙区のせいで、得票数は自民党とそんなに差がないと思う。得票数を調べたが、新聞のサイトでは見つからなかった。新聞も騒ぐが、手抜きなのか。これではどんな政党が政権を担っても、日本はよくならないと思う。

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朝日新聞は日本人を殺したいのか [*マスコミ]

【2009年08月17日】-さっき送信したエントリーを書きながら、新聞社のサイトで靖国神社を扱った社説を読み比べた。産経は8月12日付で、右派として妥当な主張を展開した。読売は15日付にエピソードを織り込みながら面白い文章を載せたが、末尾で新たな追悼施設の建設を求めた。偽保守だ。

 毎日も16日付でA級戦犯という見方を肯定して、追悼施設の建設を主張した。その上、麻生首相が15日参拝しなかったことを評価した。明らかに左翼だ。

 朝日は15日付で靖国神社に軽く触れたが、「日本兵は残虐なことをした。過ちを繰り返さないために、加害体験を語り継ごう。」などと書いた。日本が一国で戦争を起こしたのではない。国家間の対立が激化したから戦闘が起きた。ABCD 包囲網など日本封じ込めもあった。

 日本人が反省すれば戦争が起きないと思い込んでいるのなら、妄想家だ。日本人の認識を歪めながら、罪悪感を植え付け、生きる気力を失わせたいのだろう。悪質だ。

 現実を踏まえない妄想を書き散らしておきながら、「戦場の現実を踏まえない議論を、政治の場で横行させてはならない」と宣った。虚構を現実と言いくるめて、その虚構に騙されない人間を誹謗するのだから、手がつけられない悪人どもだ。

 朝日は戦時中、軍国主義一色の紙面を作って、日本人を間接的に殺した。今では方向は違うが、同じように虚構を言い触らして、日本人を殺そうとしている。戦前も戦後も正論を装って、デタラメを言い触らす。朝日こそ残虐だ。消滅させるべきだ。


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産経はやはり偽保守 [*マスコミ]

【2009年07月28日】-昨日病院の待ち合い室で、夕刊フジ(28日付)を手に取ったら、経済評論家の佐高信氏が連載していたので驚いた。この人は改憲に反対し、自民党を酷評するから、左翼のはずだ。

  夕刊フジは、産経新聞社の東京編集局が作っている。産経本紙も10年くらい前、佐高氏に連載させていた。『毛沢東秘録』や『スターリン秘録』も連載し、本にした。左翼でないなら、共産主義者を特集しないだろう。産経は保守派と言われているが、やはり怪しい。

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集中豪雨の報道も偏っている [*マスコミ]

【2009年07月27日】-日本は先週から豪雨に見舞われている。7月21日からは山口県の防府市などで大雨が降り、土石流が老人ホームに流れ込み、死者が出た。24日からは九州北部で豪雨が降った。

 山口県では町の人も大雨で亡くなったのに、テレビは防府市の老人ホームの様子ばかり中継した。死者の数は伝えても、他の地域は取材しなかった。多分23日になってやっと、体育館に避難している人達を映した。

 24日の夕方からは九州北部が豪雨に襲われたが、そうしたら山口のことは急に減って、テレビは九州の様子ばかり伝えるようになった。集中豪雨の報道も1ヶ所に集中して、偏った。

 四国は水不足で困っているから、雨は四国の人にとって嬉しいことだが、そうは言わない。被害ばかり言う。不公平だ。

・欧州でも豪雨が増えている
 日本では数年前から局地的な豪雨が多くなっているが、ヨーロッパ北部でもそうだ。ドイツやポーランドも、大雨の被害に遭っている。メディアは広い観点から出来事を報じるべきなのに、いいことや外国の事情は言わず、日本の特定地域の被害ばかり取り上げる。これでは日本人は視野が狭くなってしまう。左翼マスコミはそれを狙っているのかも知れない。

 学校などの体育館に避難している人がいると、毎日そこから現場中継するのも、問題だ。我々が一日に何度も、体育館の様子を見る必要はない。カメラに映る人達は、自分の姿が全国に流れてしまい、迷惑だ。災害の被害と報道の被害と、被害を二重に受けてしまう。

 マスコミはそんな人達に同情するようなことを言うが、本心から同情しているのなら、体育館に張り付いていないだろう。「かわいそうだ」と言いながら、商売に利用している。必要以上に同情させて、日本人の精神を歪めようとしているのかも知れない。

 今日27日の夕方からは、関東地方でも雨が降り出した。梅雨のような降り方だ。まだ梅雨が明けていない地域もある。雨が降り続くと農作物の成長が遅れてしまい、野菜などの値段が高くなる。

 そうするとマスコミはまた悪いことばかり取り上げて、日本人の心を暗くするだろう。景気はもっと冷えてしまう。マスコミだけが悪いのではない。詳述しないが、一般の人にも責任がある。

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自民党を嫌う報道番組と小学生に迎合するバラエティー番組 [*マスコミ]

【2009年07月25日】-日曜の午後はテレビを見る習慣がなくなってしまったが、今日は久しぶりに2時間くらい見た。

 テレビ朝日では午後12時台、『サンデー・スクランブル』を放映し、衆院選挙にまつわる話題を扱った。自民党や役人をはっきり批判することはなかったが、基本姿勢は反自民、反官僚だった。マスコミは元々両者が嫌いだということを知らないと、どうしても引きずられて、自民党や役所に批判的になってしまう。

 一方、民主党の問題点は言わずに、褒めるようなことばかり言った。何度も書いたように、同党の中心は左翼だから危険だが、マスコミも左翼なので、危険とは思わず政権交代を望んでいるのだろう。民主党は、日教組や自治労からなる連合の支援を受けているから、政権を取ったら労働組合の要望を尊重するだろう。そんなことは一切指摘しなかった。

 メディアに接する時は、左翼寄りであることを知らないといけない。本性を現さないし、日本にイデオロギー対立があることさえ言わない。靖国や改憲の是非も、イデオロギー対立だ。

 このブログを読んでメディアが嫌いになり、見なくなった人がいたら、残念だ。私は大手メディアの左翼偏向を知って欲しいだけだ。偏っていても、新聞やテレビを見ない訳にはいかない。見なければ、政治や経済のことが分からない。左翼体質に気をつけながら、見ればいいのだ。

 『サンデー・スクランブル』では終わりに、選挙用品を売るウェブ・サイト、選挙カーを貸し出す会社を取り上げた。「ポスターの色も大事だ」とも言った。確かに、夏の選挙で赤は暑苦しい。新聞はこんな話題はめったに拾わない。テレビのいいところだ。新聞にもテレビにも、いいところがある。

・バラエティー番組の着想はいいが、悪ふざけは駄目だ
 午後2時台は日本テレビで『世界の果てまでイッテQ』を見た。外国に行って、何かを確かめる番組のようだ。初めは外国船に乗り込み、阿呆鳥(あほうどり)は本当に阿保なのか調べた。すぐ捕まったので、阿保なことが分かった。これは割とまともだ。

 次は、針鼠(はりねずみ)の針でレコードが掛けられるか、インドネシアのバリ島まで行って確かめた。これは企画自体が馬鹿げている。だが、バリの森が素晴らしかったし、針鼠がかわいかったので、見ていた。針鼠の針を蓄音機につけて、レコードを掛けたが、針が曲がってしまい、音楽は奏でなかった。

 そこで山嵐(やまあらし)の毛を巣から拾ってきて、蓄音機につけたら、今度は音楽を奏でた。日本に戻ってきてからは、蝋燭(ろうそく)を溶かしてレコードを作り、山嵐の針で録音してみた。何とか録音できた。

 小学生が喜びそうなことをしているのだろう。日本で真面目にやれば、立派な科学番組になるのに、外国にまで行って悪ふざけをするから、下らないと言われてしまう。小学生に迎合せずに、ためになる番組を作ったらどうか。それにしても、蝋燭でレコードが作れるとは驚いた。テレビは真面目にやれば、素晴らしいことをするはずだ。

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庶民の感覚で首相外遊費を批判する毎日新聞 [*マスコミ]

【2009年07月25日】-さっき送信したエントリーを書くために毎日新聞のウェブ・サイトで「麻生首相:高齢者『働くことしか才能がない』…会合で発言」という記事を読んだのだが、その下に「<庶民には想像つきませんが…>麻生首相:外遊8件で経費8億円超」という見出しがあった。後半は普通だが、前半は余計だ。前半は「麻生内閣」という特集のページにだけ出るようだ。

 庶民の感覚で国家の費用が分かる訳はない。一体何を考えているのか。毎日新聞も社屋を建設すれば、何十億円も掛かって、庶民の想像の域を超える。それなのにこんなことを言って、首相を揶揄した。大衆を怒らせて、日本を破壊したいのだ。

 麻生が外遊で無駄遣いをしたと批判したいのなら、情緒的な言葉ではなく、数字を上げて無駄を指摘すべきだ。それが新聞だ。毎日は新聞でないのか。

 他紙やテレビ局も「庶民」を都合よく使って、政治家や政府をけなす。悪質だ。毎日も押し紙で、販売店から1年に数百億円巻き上げているだろう。どっちの方が悪質なのだ。

 毎日は午後7時59分と8時半、さっきの記事の続きを載せて、「民主党の鳩山代表は麻生首相の発言を批判した」などと書いた。デタラメ新聞だから、些細なことには熱心だ。こんなだから、金を払って新聞を取る人が減るのに、いいのか。革命に命を掛けるのか。(敬称略)

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大袈裟報道を跳ね除けよう [*マスコミ]

【2009年07月20日】-今日は祝日だから、官房長官などの記者会見はなく、政治のニュースは少ない。だが、明日自民党は両院議員懇談会を開き、首相は衆議院を解散するから、マスコミは大騒ぎするだろう。

 メディアが出来事を大袈裟に取り上げ騒いでも、一般国民は表面的な報道に踊らされずに、事の本質を見失うことのないようにしたい。

 政治家にとって大事なことはイメージや一時的な評判でなく、志、政策、実行力、それに熱意だ。それを見抜く必要がある。


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立命館やフジの不祥事をはっきり書かない新聞 [*マスコミ]

【2009年07月19日】-新聞各紙は12日、立命館大学のアメリカン・フットボール部の選手がアダルト・ビデオに出演していたことが分かり、退部させられたと報じたが、日刊ゲンダイを読んでいたら、ホモのビデオに出ていたことを知った。

 スポーツ新聞もホモのビデオと書いていた。一般の新聞も明記すべきではないか。そうしないと、読者は普通のアダルト・ビデオに出たと思ってしまう。私は、ホモのビデオがあることを知って驚いた。

 その部員はホモなのだろうと思っていたが、そうとは限らないようだ。ザクザクの記事には、「体育会の選手はゲイの世界では人気がある。出演料は10万以上なので、ゲイでない学生にも魅力あるアルバイトだ。」などと書いてあった。

 また各紙は17日、フジテレビの長坂哲夫アナウンサー(42歳)が女性社員にセクハラを働いた廉で、役職解任の処分を受けたと書いた。だが、この記事でも何をしたのかには言及しなかった。被害者が更に傷つくからのようだ。

 下品な話題が続いて恐縮だが、ザクザクを見ていたら、ライブドアの社長だった堀江貴文氏がヌード写真を撮影したことを知った。氏は「アダルト・ビデオが好きだ」と公言しているという。この人はちょっと壊れている。粉飾決算の事件に関しても全く反省していない。きっと天罰が下るだろう。

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「解散はいつ」の予測報道には飽きた [*マスコミ]

【2009年07月11日】-マスコミはたしか去年の9月末から、解散総選挙はいつか予測を言い続けている。3ヶ月くらい前からは、政治報道の中心だ。昨日のテレ朝『情報ステーション』でも、初めの20分くらいをこのテーマに費やした。いい加減、聞き飽きた。

 確かに、いつ衆議院を解散するかは大事なことだ。候補者は選挙の準備があるから、早く知りたい。テレビは特別番組の出演者を確保するために、計画を立てたい。新聞も特報の準備が要る。解散時期によって選挙結果は違ってくるから、国民にとっても大事だ。

 それに予測はそれなりに面白い。「この日にはこれがあるから、この頃は解散できない。だから今から一番近い解散時期はこの頃で、投票日はこの日だろう」などという予測は、それなりに面白い。

 だが、予測はもう飽きた。9ヶ月も推測を言い続けてきて、ずっと外れているのに、まだ性懲りもなく予測を流すテレビはどうかしている。中々解散しない麻生首相の責任もあるが、マスコミはいい加減、反省したらどうか。

 テレビ・ニュースの時間も新聞のページ数も決まっているから、時間や紙面の無駄だ。衆議院議員はずっと浮き足だった状態が続き、落ち着いて仕事に取り組めないだろう。

 マスコミは解散と投票日については繰り返し予測するが、政策には殆ど言及しない。メディアも予定が狂って困っているようだが、「騒ぐが伝えない」マスコミにとって、解散を決断できない麻生首相は日本を衰弱させるから、感謝しているかも知れない。亡国政党と亡国メディアのせいで、無駄な時間が流れている。

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タグ:解散総選挙
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外国にも左翼報道が流れる [*マスコミ]

【2009年07月05日】-6月29日付のエントリーには、通信社が左翼記事を地方にまで広めていると書いたが、共同通信は記事を英訳しているから、外国のメディアにも配信しているはずだ。

 朝日や日経は英字新聞も出しているし、ジャパン・タイムズも左傾している。外国で日本メディアの英文記事を読む人も、左翼報道を目にすることになる。

 日本に来ている特派員で日本語のできる者は少ないので、英文記事を読んで記事を書き、本国に送るはずだ。右派の雑誌などが左翼報道を批判しても、翻訳してもらえないと読めない。たとえ読めても、左翼報道が頭にこびり付いているから、受け付けない。

 また日本語ができないと、独自の取材がやりにくい。日本の報道を下敷きにした記事を書くことになる。長く日本にいる特派員もいるが、大半の記者は数年で日本を離れるそうだ。こうやって左翼報道は外国にも広まって行く。

 日本のメディアが「戦争を反省していない」と言うと、外国メディアもそう報じる。そんな報道を日本メディアがまた国内に持ち込むこともある。事実と異なるデタラメが独り歩きすることになる。

 ニューヨーク・タイムズを初め、外国メディアも左派の方が多いので、日本の左翼と考え方が似ている。捉え方が単純で、不正はどんどん追及すべきだと思いがちだ。

 国内メディアが従軍慰安婦という作り話をしつこく取り上げたので、外国メディアも強制連行を信じてしまい、国連の報告書まで「性奴隷」という虚構を書いた。デタラメ報道が日本人の評判を落とした例だ。

 そうはいっても外国メディアは、日本に関するいい記事も載せる。日本メディアが取り上げないテーマを見つけたり、日本人が気づかない面に光を当てたりする。概して外国の方が報道の質は高い。日本の記者は役所や企業の発表をまとめることが多く、能力が高まらないようだ。

 国内の左翼報道が外国にまで広まり、日本の評判を落としたり、対外関係を悪化させるのだから問題だ。

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メディアは都議選を前哨戦と言って、東京の問題を考えさせない策略か [*マスコミ]

【2009年07月04日】- 昨日7月3日、都議会選挙が告示された。メディアは相変わらず「自民党が負けると、麻生降ろしが強まる」などと言っている。

  確かに、中央政界での人気が地方選挙の結果に影響を与えることはある。3日の『情報ステーション』は、「1989年、1993年、2001年の都議会選挙で勝った政党が次の国政選挙でも躍進した」と伝えた。

 だが、東京に問題争点はないのか。石原知事は五輪誘致の予算を確保するために、都立病院を整理統合している。問題だ。学校は都立や区立だから、学力低下も争点になりうる。

 他にも都政には問題がある。都政の抱える問題には全く触れず、「衆院選の前哨戦」とばかり言うのはひどい歪曲だ。

・都民に都政を考えさせず、麻生を引きずり下ろす策略
 以前の都議会選挙でも、マスコミはあまり争点を取り上げなかったように思うが、今回は全く言わない。毎日新聞では記事を3本読んだが、出てこなかった。前回の都知事選では五輪などを争点にした。

 メディアは「前哨戦」とばかり繰り返して、都民に都政を考えさせないようにしているのだと思う。都議候補が何かについて論じたり、都民が考えたりするのを望んでいないのだ。これも一種の陰謀報道だ。

 メディアは本来、問題を掘り起こすべきだが、それをしないばかりか、邪魔をするのだから悪質だ。

 東京生活者ネットワークの山口文江代表は、2日の街頭演説で「衆院選挙の前哨戦と言われているが、それでいいのか」と疑問を呈していた。都議候補にそう言われても、マスコミはきっと反省しないだろう。

 前哨戦とばかり言うのは、自民党が負ければ麻生首相が窮地に陥るからでもあるはずだ。麻生が辞任すれば、総裁選をやることになる。辞任しなければ、衆院を解散するだろう。どっちにしても国政は停滞することになる。

 日本のメディアは一見もっともらしいニュースを流しながら、政治の混乱を狙っているのだ。都民はそんな報道を跳ね返して、候補者の公約と実績を基にして投票すべきだ。

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通信社が地方にも左翼記事を広める [*マスコミ]

【2009年06月29日】-昨日は、通信社が地方紙に記事を配信していると書いた。

 その共同通信と時事通信も、共産主義に毒されているから、地方紙やブロック紙も左翼記事を載せることになる。

 テレビ局は殆どが新聞社の実質的な子会社だから、やはり左翼報道をする。このようにして共産報道が日本中を覆うことになる。

 新しい左翼報道のテーマは朝日や日経が作ることが多いが、それを地方に広めるのは通信社だと思う。メディアの記者は紙面で他紙の影響を受けるだけでなく、記者クラブでも情報を交換する。

 だから通信社が悪質記事を書いた場合は批判する必要がある。そうしないと、地方のメディアは左翼報道をやめない。

・朝日と日経の始めた左翼報道
 ちなみに朝日が作った左翼報道のテーマとしては、学級崩壊がある。10年くらい前、月に1回2ページの特集を組み、社会面には氏岡真弓が捏造と思われる記事を連載した。朝日が大きく扱ったので、他のメディアも学級崩壊を取り上げるようになった。問題を解決したい口ぶりで書いても、本音は問題を広げたいのだ。

 日経が作ったテーマには、規制緩和論があると思う。無駄な規制が企業や役所を縛り付けるから、撤廃すべきだという論だ。無駄な規制はなくすべきだが、企業が好きなようにしていい訳ではない。

 規制緩和論の裏には、企業が楽をして商売をしたいという意図がある。それを経済新聞が、正論として取り上げたようだ。新聞は特定の組織の意向を汲んで、報道することがあるので気をつけなくてはならない。

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日刊新聞の種類 [*マスコミ]

【2009年06月28日】-普通の新聞には、全国紙、地方紙、ブロック紙の三種類がある。全国紙は産経、読売、朝日、毎日、日経の五紙だ。五大紙と言うこともある。産経は配達していない地域があるので、正確に言うと全国紙ではない。

 地方紙は県ごとの新聞で、奈良新聞や神戸新聞などがある。県によっては2紙ある。

 ブロック紙は数県にまたがって配達している新聞で、北海道新聞、東京新聞(関東地方と静岡県の一部に配達)、中日新聞(東海地方とその周辺)、西日本新聞(九州各県)などがある。

 関東地方では地方紙の部数は少ないが、下野新聞や神奈川新聞がある。栃木新聞もあったが、15年前に廃刊になった。

・通信社
 新聞社と関連の深い組織に通信社がある。通信社は取材し記事を書くが、紙には印刷しない。新聞社やテレビ局に記事を配信するだけだ。

 地方紙やテレビ局が日本各地や外国に記者を配置したら、膨大な経費が掛かってしまう。そこで通信社から記事を買う訳だ。

 だから日本各地の新聞に同じ記事が載ることになる。地方紙ではその地域のニュース以外は、殆どが通信社の配信した記事だろう。社説も通信社のものを載せることがあるらしい。朝日や読売など全国紙も、通信社の配信した記事を載せることがある。

 日本では共同通信や時事通信が大きく、海外ではロイターや AP が代表的な通信社だ。

 新聞には他にも、夕刊紙、スポーツ紙、業界紙などがある。中々奥深い。

 参考資料:ウィキペディアの各項目

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国民新聞は真の保守メディアだ [*マスコミ]

CADZ2K7N.jpg【2009年06月28日】-昨日のエントリーで、完全に保守派の新聞として国民新聞を挙げた。この新聞を知っている人は少ないだろう。

 新聞といっても月刊で、日刊紙ではない。昨日挙げた他の新聞は日刊紙だから、不統一になるが、完全に保守主義の新聞は他にないので敢えて挙げた。

 産経や読売も保守派の主張を掲げるが、完全に保守派とは言い難い。産経は「正論」欄に、「石原慎太郎は危険なナショナリストだ」と何度も書いた。朝日新聞と同じだ。論説委員や編集委員には愛国心が根付いているが、編集局の幹部や一般記者は完全に保守主義者になっている訳ではない。

 読売は憲法改正を主張するが、共産体制に都合のいい憲法を作り替えたいようだ。会長が共産党に入党していたことを公言しているのだから、本質は左翼なのだ。それでも、納税者番号制に賛成するところなど、現実的でいい点もある。

 国民新聞にそのような左翼の要素はない。反共愛国だ。だから完全に保守主義と言えるが、むしろ極右だ。天皇陛下を「聖上」と言い、皇室に失礼な言辞を吐いた輩を「不敬」と非難する。昭和初期の思考法が残っている。

 だが、週刊新潮は茶化すし、左翼記事を載せないメディアは他にないから、国民新聞は貴重なのだ。どんなメディアも偏ったり、嘘を書いたりするので、偏向を嗅ぎ分けて真相に迫る努力が必要だ。

 国民新聞はウェブ・サイトにも記事を載せていたが、4年前から更新が滞っている。以前の記事ならサイトで読める。感情が先走っている記事もある。

 国民新聞は1年に10回の発行、6ページ建てで、購読料は1万円だ。年末は5千円に割り引くことが多いから、その頃申し込むと節約できる。以下のサイトから申し込める。

 http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/


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新聞の政治傾向 [*マスコミ]

【2009年06月27日】
 完全に保守派:国民新聞(月刊)

 一応保守派:産経新聞、読売新聞

 左派:朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、東京新聞、中日新聞、北海道新聞、京都新聞

 地方紙も恐ろしい左翼報道をします。気をつけないと、知らぬ間に左翼思想が頭に入ってしまいます。共同通信と時事通信も共産主義に犯されているので、注意が必要です。

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出版社の政治傾向 [*マスコミ]

【2009年06月22日】

 完全に保守派:PHP、徳間書店、ワック、展転社、明成社、日新報道

 一応保守派:新潮社、文藝春秋、扶桑社(フジ・サンケイ・グループ)、世界日報出版部(元々は統一協会の機関誌)

 左翼:岩波書店、講談社、角川書店、集英社、青木書店

 大手出版社は多くが左翼です。深刻です。

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タグ:保守派 雑誌
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左翼雑誌の『サイト』を読んで、出版不況を考えた [*マスコミ]

【2009年06月22日】-20日のエントリーで左派の雑誌に『サイト』を挙げた。音楽評論家の渋谷陽一氏が創った、比較的新しい雑誌だ。

 渋谷氏は、35年前からポピュラー音楽を評論しているベテランだ。以前から『ロッキング・オン』という雑誌を作っている。編集長だけでなく、出版元の社長も務めている。

 その渋谷氏が10年前創刊した季刊誌が『サイト』だ。音楽ではなく政治経済を論じる雑誌だ。私は3年くらい前に知った。アメリカのイラク攻撃を情緒的に批判していたから、左翼だと思った。音楽業界にも左翼はいる。左翼汚染は意外なほどに広まっている。

 3週間くらい前、地下鉄に乗っていたら、50台のおばさんが表紙に「さよなら自民党」と書いた雑誌を読んでいたので、目を見張った。オフィス・ワーカーに見えないおばさんが、政治の雑誌を読むのは珍しい。(読んだ方がいい。)

 その表紙をよく見たら、『サイト』と書いてあった。「あの雑誌がそんな特集をしたのか。読んでみよう。」と思った。左翼だから「さよなら自民党」と題したはずだ。右派なら「しっかりしろ自民党」にするだろう。その『サイト』をやっとおととい本屋で読んだ。(つまり立ち読み。)

・的外れだった
 特集は専門家にインタビューする形で、まず藤原帰一に日本の外交について訊いた。藤原は頭の中が真っ赤の強烈左翼なので、読めば不快になると思って、飛ばした。

 次には、小野善康という経済学者に景気についてインタビューした。岩波書店から本を出しているから、左翼がかっていると思ったが、前からちょっと注目していたので、読んでみた。(あまり右か左かを気にしてはいけないけれど、左はすぐ企むので、左を読む時は注意しないといけない。)

 詰まらないインタビューだった。話の中心は景気が悪くなった経緯で、「1970年頃まではみんな貧しいから一生懸命働いて、貯金をし、企業は銀行から金を借りて設備投資をした。だが、1990年代からは豊かになったので、物を買う気はなくなった。以前のような循環はできなくなった。」などと語っていた。豊かになると経済が回らないのなら、バブル景気を全く説明できない。

 結論は「景気をよくするためには環境保護をやるべきだ」だから、驚いた。環境保護運動を盛り上げて、景気をよくできるか。リサイクルをすれば、新品の売り上げは落ちる。左翼は、環境問題が好きなのだ。

 読み終えて、「これでは景気はよくならないし、雑誌も売れない」とつくづく思った。それとも左翼は革命を起こすために、もっと景気を悪くしたいのか。

・医者のインタビューも中途半端
 小野氏の次は、小松秀樹氏に医療について訊いた。この人の本には、5月7日付のエントリーで触れた。このインタビューも前半はひどかった。「『日本人はタダで病気を治してもらえる』と思っている」などと話していた。病院に求めすぎの人は多いが、タダで治療してもらえると思っている人はいない。

 後半はよかった。「地方の公立病院には議員が抗議に来るし、議員経営の会社の物を買わせるから、民営にした方がいい」などと具体的な話をした。ここだけは読んだ方がいい。小松さんはあの本を書いてから、医師の間では医療改革の旗手のようになっているようだが、医療以外のことは知らないと見える。

・出版社のせいで景気もよくならない
 経済を知らない経済学者が有名大学で教えていて、雑誌にも頻繁に出るのだから、驚きだ。呆れながら読んだので、よく覚えていない。そのため私の要約は不正確だろうが、小野氏の話が無駄だったことは確かだ。

 エコノミストの森永拓郎氏は6月12日、日テレの『ミヤネ屋』で、「景気をよくするには金融緩和、財政出動、不況マインドを変えることが必要だ」と話していた。「不況マインドを変えること」は「不景気だと悲観しすぎないこと」だ。妥当な見解だと思う。

 『サイト』は買わなくてよかった。また部屋に印刷物が増えてしまうところだった。出版社の人達は「インターネットや携帯電話のせいで売れない」などと言うが、内容がよくないなら売り上げが落ちるのだ。

 前から本や雑誌は暇つぶしに買う人が多かったのに、ネットが普及したら暇つぶしはネットでする人が増えたのだろう。大半の出版社は前からサボっていて、そのツケが10年も前から回ってきているのに、まだサボりを自覚さえしていないようだ。

 J-CAST は5月30日付の記事で、女性雑誌の動向を伝えた。「『モア』や『キャン・キャン』など有名な雑誌は、部数を落としている。広告主の意向を汲んで、流行を押し付けるからだろう。一方、『スイート』や『スプリング』など、新しくても丁寧に作っている雑誌は、部数を伸ばしている。」などと書いた。安直な金儲けでなく、読者の立場に立って作れば売れるのだ。

 硬派の本や雑誌が必要なことを書かないと、政治はよくならず、景気も回復しない。出版社の連中は自分たちの売り上げばかり気にするが、出版の責任を考えていないようだ。無責任だから、商売も立ち行かなくなっているのに、まだ分からない。

 そんなことは何度も新聞テレビ向けの文書で書いたが、聞く耳を持たない。言葉遣いも直さない。売り上げの減少を嘆きながら、読者の意見に耳を傾けない。出版界の衰退は当然だ。

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タレントを取り囲んで、自ら騒ぎを起こすマスコミ [*マスコミ]

【2009年06月05日】-タレントの小向美奈子さんは6月5日、ストリップ・ショーに出演するか揉めていたが、出演することになり、午後5時劇場に着いた。

 そうしたら40人ほどの報道陣が取り囲んだので、10メートル歩くのに5分近くかかり、記者は数人転倒したそうだ。(産経新聞の「小向美奈子が劇場に到着 周辺はパニックに」による。)

 タレントがストリップに出ても出なくても、世の中は変わらない。デタラメ・マスコミは、騒ぎを自ら起こしたいのだ。

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タグ:小向美奈子
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昨日からマスコミは菅谷さんの釈放で大騒ぎ [*マスコミ]

【2009年06月05日】-昨日、足利事件の犯人にされて服役していた菅家利和さんが釈放されたが、それ以来テレビはこれを中心にやっている。

 昨日の昼過ぎ「今日釈放されそうだ」と報じた。夕方5時から菅家さんが記者会見に応じたので、テレビはそれを生中継しただろう。私は見なかったので、推測しか言えない。

 午後10時からテレ朝の『情報ステーション』と NHK の『BS ニュース』を平行して見たら、どちらも初めに記者会見の模様を長くやった。

 菅家さんは今日の午前10時からも記者会見に臨んだので、テレビは昼のニュースでまた扱った。午前と午後のワイドショーでも扱った。

・事情を詳しく
 この件をこんなに何度も長く扱うのはおかしくないか。DNA の鑑定が間違って冤罪が生まれてしまったのは、確かに重大だ。また検察が再審前に釈放したのは珍しいし、日本の法制史に残る出来事だろう。めったに冤罪を認めず頑なだった検察が、柔軟になったのも特筆に値する。

 だが、他にも冤罪で捕まっている人がいるはずだから、菅家さんの釈放で喜び浮かれるような番組作りはおかしくないだろうか。

 菅家さんも弁護士も一般の人も釈放は嬉しいから、大きく扱うこと自体はいいとしても、内容が薄いのが問題だ。記者会見の模様を放映し、「犯人の DNA と菅家さんのDNA が一致しなかったから、釈放した」と繰り返すだけでは、余りに内容が薄い。

・原因究明が必要だ
 今回の冤罪で大事なことは、警察はどうして菅家さんを疑ったかだ。前歴があったのか。誰かが「犯人に似ている」と証言したのか。だが、この疑問に答えてくれる番組は少ない。

 菅家さんの語ったところによると、刑事が突然自宅に来て、「人を殺したろう」と言いながら、暴力を振るった。

 またフジの『とくダネ!』は、「警察は行動に不審な男がいるという情報をもとに、1年かけて菅谷さんの行動を観察した。だが、不審な行動はないが、DNA が一致したため、任意同行を求めて自白を強要したらしい。」と言った。(J-CAST の記事による)

 また NHK は5日、菅家さんと弁護士が会見で捜査や裁判のあり方に疑問を呈した箇所を放映したが、他局では見なかった。時間は長いが、釈放されたこと以外あまり分からないのだ。ひどい報道モドキではないか。

 原因をしっかり究明しないと、また同じようなことが起きる。「釈放されてよかった」と喜んでばかりいてはいけない。毎日新聞は6月5日付で企画記事を載せた。DNA 鑑定には詳しいが、これも菅家さんが疑われた理由を書いていない。

 菅家さんは元々どんな人なのか、疑われるまでどんな人生を送っていたのかも、状況を理解する上で必要だが、マスコミは触れない。無実の人間のプライバシーを暴くのは不当だから、言わないのだろう。

 マスコミは無責任だから、今回も表面的だ。視聴者も真剣に考えていないのか、薄い内容を批判する声をあまり聞かない。

 保守派の人も、マスコミが悲惨な事件を長く取り上げると、釣られて嘆いている。左翼マスコミは、日本人の心を暗くするために特定の事件ばかり取り上げるのだから、あまり嘆いてはいけないのだ。

 昨日の『情報ステーション』は菅家さんの会見の後、歌手の松原のぶえさんの退院を扱った。「ワイドショーに成り下がったか」と思っていたら、8日に放映する特別番組の宣伝を兼ねていた。その後は長期優良住宅や天安門事件20周年を報じて、まともになった。だが、早い時間に番組宣伝を兼ねて、芸能人の退院を扱うのは、おかしい。

・裁判官こそ問題
 今回の事件では警察の捜査に問題があったようだが、他の冤罪では裁判所の方が責任が大きいと思う。真実を見極められず、被告人を犯人と思い込んでしまう裁判官が多い。逮捕されたら必ず有罪なのなら、何のために裁判にかけるのか分からない。

 今回の冤罪でも政府は数千万円の賠償金を払うだろうが、それは元々国民の払った税金だ。公務員がミスをしたら、税金で賠償する。

 大きな間違いを犯した公務員に関しては、給料や年金を減らして賠償させ、責任も取らせるようにした方がいいと思う。そうしないと、無駄な建築物も減らない。ホテルのような都立高校を見ると溜め息が出る。無駄遣いをしても責任を問われないと思っているから、非常識なことをするのだ。

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インターネットで怒っていないで、テレビ局に手紙を書こう [*マスコミ]

【2009年04月21日】-前回は講演を取り上げたが、そこに来た人達も、テレビや新聞の報道に怒っていた。インターネットでも、怒りをあらわにしている人が多い。ブログや「2ちゃんねる」のような掲示板でも、「報道が偏っている」「肝心なことを言わない」と怒っている。

 メディアの人達はインターネットで、自分達に対する批判をある程度は見るだろうが、あまり見ないはずだ。量が多くて、全部見ようと思っても、見られない。

 またメディアの人はインターネットに出る批判を、雑誌に載る非難と同じように受け止めて、謙虚な気持ちでは読まないだろう。自分達に直接来る批判なら、普通の会社がお客の批判を受け止めるように、かなり謙虚に読むはずだ。

 批判はインターネットに書くのではなく、テレビ局や新聞社に直接伝えた方がいい。電話をかけてもいいし、手紙を書いてもいい。メディアは大抵、苦情を受け付ける部署を作っている。そこに自らの意見を言うべきだ。

 電話より手紙の方がいいと思う。電話の場合は、担当者が話しの要旨を書き取って、関係する部署に回すようだが、要点しか伝えてもらえない。手紙なら、全部読んでもらえることもある。よく書いてあれば、その番組や記事に関係した人全員が読んでくれるだろう。だから、手紙の方がいい。

 私も17年くらい前から、朝日新聞やテレビ局に批判の手紙を書いている。初めは相手にされないと思っていたが、数通送ったら、覚えてくれたようだった。「意見を送ってもどうせ読んでもらえない。どうせ変わらない。」と思っている人が多いだろうが、そんなことはない。やれば効果はある。ただし1通の効果は微々たるものだ。10通くらい送って、少し変わる程度だ。それでもやらないで怒っていたら、何も変わらない。少しでも変えられるなら、続けるべきだ。

 手紙を書く時には怒りをぶちまけることなく、理路整然と冷静に批評をした方がいいと思う。そうしないと、言われた方は感情的になって、反省する気が起きないだろう。

 電子メールより、パソコンなどで書いて印字したものを送った方がいいと思う。印刷してあると、すぐコピーできるし、回し読みがしやすい。

 手で書く時は便箋でなくてもいいから、縦書きにした方がいいと思う。日本語は本来、縦に書く言語だから、縦の方が書きやすいし読みやすい。

 報道に不満がある人が、インターネットで怒っていないで、メディアに手紙を書きましょう。少しずつ変わります。少しずつ変えて行かなくてはならないのです。

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森田健作が当選したのは、小沢疑惑のためなのか [*マスコミ]

【2009年04月02日に公表、03日に改訂】-3月29日、千葉知事選挙が行われて、俳優の森田健作氏が次点と38万票の大差をつけて当選した。

 対抗馬の吉田平氏が民主党などの推薦を受けていたので、「小沢疑惑のために民主党の人気が落ちて、森田氏が当選した」と言うメディアが多いが、そうだろうか。

 読売新聞は30日付の社説で「(吉田氏が)敗北したのは、小沢代表が事件後も続投したことなどによる民主党のイメージダウンが響いたということだろう。」と書いて、森田勝利の原因を小沢疑惑に求めた。

 毎日新聞も31日付の社説で同じような見方を示した。「民主党など野党4党推薦候補が予想以上の大敗を喫したのは、小沢一郎代表の公設秘書が起訴された政治資金規正法違反事件と、小沢氏の続投表明など、その後の対応が影響したためとみて間違いなかろう。」と書いた。敗因ではないが、大差で負けた原因は、小沢続投のためだろうという見方だ。

 また、TBS 解説委員の杉尾秀哉氏も3月31日の『朝ズバッ!』で、大差がついた理由を小沢疑惑のせいだと断言した。「影響がないとは言えないというレベルではない。民主党推薦候補の出馬表明が遅かったとか、知名度は森田さんの方が圧倒的に上とか、いろんな要素があったろうけど、小沢問題があったからあれだけ票差が開いたのは間違いない」と述べた。(J-CAST の記事による。)

 30日の夕方、東京の民放テレビを数局見たら、どの局も小沢疑惑のために森田氏が勝利したと解釈していた。私が見た限り選挙運動に触れたのは、街頭インタビューでおばさんが「森田さんの演説は4年前よりずっといい」と言ったことだけだった。

 だが、本当にそうだろうか。秘書が逮捕起訴されてから民主党の支持率がどれほど落ちたかというと、メディアによって違うが、2%から7%で大きくない。産経記者の阿比留氏のブログ(3月9日付)から引用する。

・産経(フジ)  23.9%(前回調査比2.0ポイント減)
・朝日      22%(同4ポイント減)
・読売      23.8%(同4.5ポイント減)
・共同通信    27.4%(同6.2ポイント減)
・毎日      22%(同7ポイント)

 「小沢は辞任すべし」と言う人は多いが、民主党の支持率はそんなに下がっていない。メディアは小沢人気と民主党人気を混同している。

 民主党の支持率が10%以下まで落ちたのなら、「小沢疑惑のせいで吉田氏は敗れた」と言えるが、これくらいでは関係ないのではないか。むしろ無名に近い吉田氏が63万票も得票できたのは、民主党のお陰ではないか。支持者に加え、いわゆる「無党派層」が民主党の推薦を見て同氏に投じたのではないか。

 森田氏自身が関係を否定した。30日、フジテレビの「とくダネ!」に出演した時、「民主党の小沢代表の問題はあまり影響なかった?」と訊かれ、「そんなに関係なかったと思う」と答えた。(J-CAST の記事による。)

・地方選挙と政党支持率は関係がない
 日本のマスコミは地方選挙について、いつもこういう解釈をする。選挙結果を政党の支持率に関連づけるのだ。野党推薦の候補が勝てば、「中央政界で自民党の人気が落ち、野党が支持されているからだ」と言い、負けた場合は「野党の人気は地方にまで及ばなかった」などと言う。候補者がどんな政策を掲げ、どんな選挙運動をしたかは考慮に入れないのだ。どんなポスターを作り何枚張ったか、選挙カーは何台用意して、延べ何百時間走らせたか、全く考えない。とんでもないデタラメだ。

  先の読売社説は「麻生政権の支持率が急落して以降、民主党は地方選挙で順風に恵まれた戦いを続けてきた。1月の山形県知事選は、民主党が支援した候補が現職を下した。3月1日の山口県柳井市長選とそれに伴う県議補選のいずれも、民主党が支援した候補が勝利した。岸信介、佐藤栄作両元首相以来の保守の強い地盤だけに、自民党に大きな衝撃を与えた。」とも書いた。

 中央政界の出来事や政党支持率は地方選挙に影響を与えるはずだが、それは一因に過ぎないはずだ。候補者の知名度や選挙運動の方が、大きいはずだ。ところがメディアは政策や選挙運動を考慮に入れず、政党の支持率だけで地方選挙を語るのだ。言語道断だ。

 日本の報道は大抵このレベルだと思う。ごく一部の現象や特殊な例を取り上げて、「それが全体だ」と言うことが多いのではないか。予備知識のない人は「そうか」と思ってしまうが、専門家や詳しい人からすると、デタラメが罷り通っている。

 マスコミがこじつけばかり言うのは、日本人の考える力を落としたいからではないか。馬鹿が増えれば、暴力や犯罪も増えて、社会が騒然とする。そうすれば、暴力革命が起こしやすくなる。また、共産主義を吹き込むことも容易になる。マスコミは、共産革命を引き起こすためにデタラメを意図的に言い触らしている思う。

・今回は森田の作戦勝ち
 千葉知事選挙に話を戻すと、森田氏は元々俳優で、国会議員を3期務め、前回の知事選にも出馬したから、知名度は抜群だ。吉田氏は、いすみ鉄道の社長になった時ニュースに出たはずだが、森田氏には遠く及ばない。

 また森田氏は1年半前からミニ集会を400回も行って、顔を売り政策を訴えてきた。一方吉田氏は投票の2ヶ月前に出馬表明をして、出遅れた。立候補の時に、勝敗はある程度決まっていた。

 また森田氏のキャッチ・フレーズは秀逸だった。赤い幟に「元気モリモリ 千葉日本一。」と書いた。これを見たら、大抵の人がつい森田氏に投票したくなるだろう。公約はアクアラインを800円に下げるなど、分かりやすかった。

・政策を問わない愚
 知事や議員にとって一番大切なことは政策や実行力だ。それなのにマスコミは、候補者がどんな公約を掲げ、どんな演説をしたのか全く取り上げず、政党支持率だけで勝敗を説明するのだ。メディア自身が政策を重視しなければ、一般の日本人も政策よりイメージやクリーン度を優先させる傾向が強まってしまう。議員の活動でなく知名度やイメージで投票する人が増えてしまう。

 ちなみに、私が森田氏に期待するかと言うと、やってみないと分からないが、大した成果は上げられないと思う。

 最後に言葉遣いについて一言。毎日新聞は「~と見て間違いなかろう」と書いたが、これも問題表現だ。「見ていいだろう」と書くべきだ。「間違いない」と断言する言い方のあとに「だろう」と推量を表す語は置けない。同じ理由で「明らかだろう」もダメだ。異常表現が定着していて、実に深刻だ。

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マスコミの麻生叩きに反論するサイト [*マスコミ]

【2009年01月13日】-マスコミは去年、麻生首相をバー通いや漢字読み間違いで攻撃していました。

 そんなマスコミに反論するサイトを見つけました。頼もしい人達がいると、嬉しくなりました。

http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/324.html

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新聞社の不正 [*マスコミ]

【2009年01月10日】-新聞社は、配達をする販売店や広告を出す企業から、不当なお金を取っています。J-CAST の記事では、広告主にかけている迷惑は明言してませんが、黒藪さんはこの問題の権威なので、よくまとまっています。新聞社の経営に関心のある方は、是非お読み下さい。

 http://www.j-cast.com/2009/01/02032889.html

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またマスコミの失言騒動、坂本政務官の発言はきっと本当だ [*マスコミ]

【2009年01月06日に公表、08日に改正】-亡国マスコミがまた失言を作り出した。総務省の坂本哲志・政務官(自民党、衆院当選2回)が1月5日、日比谷公園の「年越し派遣村」について「本当にまじめに働こうとしている人達が集まっているのかという気もした」と言ったら、それが失言だと槍玉に挙げた。

 本当に、そうなのではないか。元々働く気のないホームレスの人達も、「派遣村」にいたのではないか。派遣切りに遭った人が多いのだろうが、日比谷公園には前から浮浪者がいるから、そんな人達が食事を目当てに村に入っても、不思議ではない。

 だがメディアはそんな実態を調べもしないで、坂本政務官の発言を失言と決めつけた。言論弾圧、表現の自由の侵害ではないか。失言でないことを失言に仕立て上げて、閣僚を追及するのだから、不当極まりない。

 本当に困っていて派遣村に来た人は、政務官の発言を聞いて不愉快になったろうが、働く気のない人もいたはずだ。

 「かわいそうな人達を疑ってはいけない」というマスコミの姿勢はどうかしている。「集まった中に悪い人はいない」という前提を勝手に作り、その前提を疑う政治家を「人の苦しみを理解できない駄目人間」のように糾弾した。恐ろしい所業だ。

 かわいそうな人でも不正はする。不幸な人こそ不正をする。金のある人は強盗などをしない。

 今回の発言とは直接関係がないが、駅や公園で暮らしている路上生活者はある意味で我が儘だ。「働けるのにそんな生活をしている人もいる」と、テレビで言っていた。浮浪者を収容する施設もあるのに、窮屈だからと行かないそうだ。一般の人に迷惑をかけるのに、駅などにいるのも勝手だ。浮浪者には本当にかわいそうな人もいるはずだが、我が儘な人もいるだろう。

・政治家の発言を制限したいのか
 民主党もどうかしているので、「今の雇用情勢を理解していない」と批判して、坂本政務官の辞任を要求している。国民の生活を向上させることより、与党の足を引っ張って、内閣支持率を引き下げることに重点を置いているようだ。

 政務官が「派遣村」のやり方を学園紛争に例えたから、民主党などは余計に癪に障ったのだろう。学園紛争は左翼運動だったから、似ていると言われると不快になるはずだ。

 こんな調子では本心から民主党を支持しようと思う人は、増えない。揚げ足を取っていると、政権に就いた時に同じことをされるのだが、それが分からないのか。

 J-CAST の記事によると、社民党の福島みずほ党首は1月6日、TBS 系列の『朝ズバッ!』で「もちろんホームレスの方もいましたけど、その(ホームレスになる)前に雇用を失っている。派遣切りの人も一定(数)いるんですよ。あの発言は絶対に許せない。」などと言って、単なる浮浪者もいたことを認めた。それなのに、こんなヒステリックな非難をするのだから、どうかしている。

 マスコミがこんな発言を失言として取り上げなければ、野党も気付かないだろうから、マスコミが問題を作り出していると言える。

 「生む機械」は明らかに失言暴言だが、南京虐殺や従軍慰安婦を否定するのは暴言でも暴論でもない。だが、そんな正論を吐いた閣僚がマスコミと野党の攻撃に遭って、辞任させられてきた。本当のことを言うと辞めさせられるのだから、閣僚には言論の自由がないどころか、嘘を強要されている。

 マスコミがこういう失言騒動を起こすと、政治家が本音で議論できなくなることが困る。弱い立場の人を批判すると、マスコミの集中砲火を浴びるので、踏み込んだことは言えなくなる。それが政策論争を貧弱にしていると思う。誰も傷つけないような八方美人の建前論では、深い話し合いはできない。サボる国民がいても、非難できない。

 マスコミはそれを狙っているのだと思う。政治家の発言を制限して深い討論を阻止し、日本を破壊する策略だろう。

・日本は共産国
 「派遣村」そのものについて言うと、作ったのは左翼だろう。左翼は弱者救済が好きだ。困った人を助けるのはいいことだが、主催者はそれを政府批判に利用したようなので、全面的には賛成できない。左翼がやったことに政治家が疑問を呈したから、マスコミは食ってかかったのかも知れない。仲間をかばおうとしたのだ。

 テレビや新聞が取り上げるボランティア活動は、大抵左翼が行っているものだと思う。仲間の活動だから、優先的に取り上げる。一方、保守派の団体が行う活動を、テレビなどが扱うことは少ない。どの団体を出すか、裏で審査をしているはずだ。出版社や社会科学の学者も大抵左翼なので、日本は左翼に乗っ取られているようなものだ。

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マスコミは、ノーベル賞までお祭り騒ぎにする [*マスコミ]

【2009年12月11日】- 今年は日本人が4人も、ノーベル賞を受賞した。夕べ授賞式があったので、昨日からニュースは大きく扱っている。オリンピックの時と同じで、祝ってばかりいて報道になっていない。

 4人の受賞が分かった時も大袈裟で、祝ってばかりいた。日本人が受賞したのはめでたいが、他国の受賞者は殆ど取り上げなかった。

 日本人がノーベル賞をもらった時はいつもそうだ。他国の受賞者は殆ど取り上げず、日本人のことばかりやる。日本人が受賞しない年は、ノーベル賞に関してはサッとやるだけだ。

 日本人が受賞した時は、受賞したことや記者会見の模様を詳しくやる。大抵、自宅にまでテレビ・カメラが押しかけていって、家の様子まで映す。

 だが、その人の業績については殆ど言わない。本来なら、どんな研究をしてきた人で、受賞の対象になったのはどんな業績で、それがどれほど素晴らしいか説明すべきだが、テレビや新聞はそのようなことを殆ど言わない。

 自然科学の分野の人が受賞すると、内容が専門的で一般人には理解できないからだろうが、おかしい。また、記者が自然科学に詳しくないので、そんな番組を作ったり、記事を書いたいたりするのが大変なのだろう。だが、科学の雑誌はさすがにちゃんと解説するようだ。

 テレビなどは騒ぐが、なぜ受賞したのか理由を言わない。ふざけていないだろうか。こんな報道モドキを見せられているのに、文句を言う人はいないようだ。そんな批判は聞いたことがない。それも、どうかしてないだろうか。

 マスコミはめでたいから大騒ぎして、考えない日本人を増やし、共産主義を吹き込もうとしているのではないか。日本は共産主義に翻弄されているが、気付いている人は少ない。「マスゴミ」などと怒ってばかりいてはいけない。

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